おしらせ
2022-08-30 08:02:00
YouTube出演のお知らせ 9/16(金)21時~LIVE配信
https://www.youtube.com/watch?v=X7QA3udp3Zw
〈YouTube 詳細欄より〉
9月のみちねこラジオは、栃木県にある柔道教室「文武一道塾 咲柔館(しょうじゅうかん)」の綾川浩史(あやかわ ひろし)さんをお迎えして、スポーツと読書について語り合います。綾川さんは、元国語の先生。学校を退職してコロナ禍の2020年6月に柔道場をオープン。柔道を通して多くの熟生の居場所を作っています。どんなお話が聞けるかお楽しみに!
2022-08-25 10:27:00
9月の稽古予定
いつも咲柔館ホームページをご覧になって下さりありがとうございます!
9月カレンダーを掲載いたします。
より画像が鮮明な「PDFファイル」版はこちらです。
↓
カレンダー 2022年9月 .pdf (0.21MB)
咲柔館は、お子さんから大人の方まで、初心者の方やブランクがある方でも柔道を楽しめる道場です。
柔道にご興味がある方は、お気軽にお越しください。
見学・体験のお申し込みはこちらからお願いします。
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https://shojukan.com/contact
2022-08-24 12:06:00
コラム「江戸時代にタイムスリップ?!蔵で寺子屋体験」(出前教室)
咲柔館コラム181
江戸時代にタイムスリップ?!蔵で寺子屋体験
咲柔館のある栃木市は「蔵の街」とも呼ばれ、江戸時代から残る歴史的な建造物が沢山あります。蔵や古い建物をリノベーションしたおしゃれなカフェなども多くあり、そこでゆっくりとした時間を過ごすのもおすすめです。中には蔵を活動拠点とし、子育てに関する活動をされているNPO法人もあります。それが「栃木おやこ劇場」です。栃木おやこ劇場様よりご依頼を受け、8月19日(金)に小・中学生と保護者様を対象とした「寺子屋体験」を実施しました。
第1部は「親子素読体験」。江戸時代は寺子屋などで盛んに行われた素読ですが、現代ではほとんど行われていないようです。今回参加されたお子さんたちも、初めて素読を体験しました。素読の教材として用いたのは、「日本人千年の教科書」と言われている『実語教』。「やまたかきがゆえに、たっとからず。きあるをもって、たっとしとす。」(山高きが故に貴からず。樹有るを以て貴しとす。)私の後に続いて、みんなで声を出します。最初は、聞いたことがないような言葉にとまどっていたようです。でも、何回か繰り返すうちに、少しずつ言葉のリズムをつかみだし、最後は大きな声で素読をすることができました。やっぱり、子どもの学ぶ力ってすごいです。
後半は、保護者様にリード役をやっていただき、親子で素読タイム。お母さん、おばあちゃんが、『実語教』の言葉を声に出す。子どもはそれをよく聴いて声に出す。お互いの目を見ながら、交互に言葉を声に出しあう姿を見て、心が通じ合っているように感じました。5分程度の短時間でも良いので、ぜひお家で素読を続けてほしいと思います。
歴史を感じる建物の中で古典の素読をする。まるで江戸時代にタイムスリップしたような楽しいひとときでした。
※過去のコラム「『素読』で遊ぼう」
↓↓↓
https://note.com/shojukan/n/n42d8bf048d95
素読を終えたお子さんたちは、高校生スタッフのサポートを受けながら、夏休みの宿題&工作タイム。保護者の皆さんは、別の蔵に移動し、第2部へ。
主催者様から「教員経験や柔道指導の経験を生かし、保護者様向けのお話をしてほしい」とご依頼がありましたので、約60分間お話をしました。テーマは「『自立』『自律』した中学生・高校生になるために」です。皆さんはとても熱心で、中にはメモをとられている方もいらっしゃいました。最後に10分間とっていた質問タイムも、熱を帯びるうちに気づけば30分間が過ぎていました。1つひとつの事例がとても参考になり、私自身も勉強になりましたので、ぜひ今後の教育に生かしたいと思います。
いつの時代も教育は社会を作る根幹です。この歴史ある蔵の街で、これからも柔道や素読を使った教育をコツコツと続けていきたいと思います。
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/n2d67a43cbf57
2022-08-22 15:23:00
コラム「柔道ラジオ体操をやってみよう!」(中高生・大人クラス)
咲柔館コラム180
柔道ラジオ体操をやってみよう!
8月といえば夏休み。夏休みといえばラジオ体操。ということで、8月の中高生・大人クラスでは「柔道ラジオ体操」をやっています。この体操は、2020年4月にヨーロッパの日本人コーチの先生方が作られたものです。YouTubeで公開されてから現在に至るまで、約4万回も再生されています。
【YouTube詳細欄より】
はじめまして、ドイツで柔道のコーチをしている江口貫拙と申します。
現在コロナウイルスの影響でドイツでも多くの柔道家が自宅でトレーニングをしています。その中でドイツでは日本の体操という文化が改めて見直されています。そして日本の「ラジオ体操」のようにリズムに合わせて体を動かすことで様々な年代の人に運動の楽しさを感じてもらおうとヨーロッパの日本人コーチの協力のもと、この柔道ラジオ体操を作りました。
おなじみのあの音楽に合わせて、柔道の様々な動きをします。体操の時間は約3分。たった3分間ですが、これを続けることで柔道の基本動作が身につき、筋力や心肺機能も向上します。動作は全部で11種類です(1種類は2回あり)。柔道初心者の方には少し難しい動きもありますが、何度か練習をすれば少しずつ出来るようになりますよ。内容は以下の通りです。
【柔道ラジオ体操第1】
①立礼から自然体への運動
②腕を振って継足の運動
③足払から燕返の運動
④足を振り上げ、内股でバランスを取る運動
⑤横移動から大内刈の運動
⑥膝を曲げて、背負投の運動
⑦体をひねって引き出しの運動
⑧正座をして立ち上がる運動
⑨跳躍から自護体の構え
⑩体をまわして一本背負投の運動
⑪片足跳びから大外刈の運動
⑫腕を振って継足の運動
⑬深呼吸
※柔道ラジオ体操はこちらからご覧ください。
↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=Wygjkv787v8
※解説編
↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=IhLKLwZ2RfY&t=0s
道場で覚えた柔道ラジオ体操を、ご家庭でご家族と一緒にされている塾生様もいらっしゃいます。また、先日稽古に参加された塾生様は「私が住む地域では、早朝に大人の方が集まってラジオ体操をやっています。今度、私だけ『柔道ラジオ体操』をやってみますね。」と楽しそうに話されていました。柔道ラジオ体操が道場の外でも行われることは、柔道家としてとても嬉しいです。
実は、この柔道ラジオ体操は、「第2」と「寝技編」もあるんです。今やっている「第1」に慣れたら、ぜひそちらにも挑戦したいと思います。音楽に合わせて体を動かすのはとても楽しいです。皆さんも、ぜひ柔道ラジオ体操で気持ちよく体を動かしてみてくださいね。
※柔道ラジオ体操第2
↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=6A0ZbY81fW4
※柔道ラジオ体操 寝技編
↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=PMrBpb_tgrE
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/nd4764acdfa97
2022-08-14 10:10:00
コラム「『好き・楽しい・面白い』から始めよう」(子どもクラス)
咲柔館コラム179
「好き・楽しい・面白い」から始めよう
8月10日(水)、栃木市にあるマルワ・アリーナとちぎで「出前柔道教室」を実施しました。今回参加してくれたのは16名の小学生。そのほとんどが柔道未経験です。「はじめてじゅうどうじょうにはいった~!」「これがたたみなの~?」道場に入ったお子さん達は裸足になって、おおはしゃぎ。開始時間前から楽しそうに道場内を走り回っていました。
今回実施した内容した内容は、以下の通りです。
①柔道を作った人
・「いじめられっ子」だった嘉納治五郎はなぜ柔道を作ったのか
②柔道の礼
・立礼と座礼で心を相手に伝える
③柔道の歩き方
・音楽に合わせて色々なスピードで歩く
・すり足
・カニ歩き
・カニ歩きオニこっご
④体操
・柔軟性、巧緻性の向上を目的とした体操
⑤アニマル遊び
・クマ歩き、ウマ歩き、クモ歩きでレース
⑥ケンケンボール
・片脚ジャンプ
⑦受身
・後受身
・受身の見本(経験者)を見て学ぶ
⑧乱取り(実戦練習)
・経験者の乱取りを見て学ぶ(潔い受身・相手を守って投げる)
参加したお子さんたちは、午前中にドッジボールや宿題をやったので、少しは疲れがあるかと思っていました。でも、お子さんたちは、柔道の時間も元気いっぱい。90分間、色々な柔道遊びや受身などを楽しそうにやっていました。やっぱり子どものエネルギーはすごいです。
「好き・楽しい・面白い」。お子さんたちが何かを初めてやる時は、このような気持ちを持ってもらえるよう心がけています。こうした感情が湧いてくれば、いつか自らの意志で主体的にやり始めるかもしれません。そして、「好き・楽しい・面白い」という「初心」は、続ける際の原動力にもなります。実際に始めてみて分かる「難しさ」や「大変さ」は、もちろんあるでしょう。ただ、それらの困難を乗り越える時にも、この「初心」が大切です。「うまくいかないことも含めて面白い」そう思えるようになれば、子どもの才能はどんどん開花していきます。まさに「好きこそ物の上手なれ」です。
8月の出前柔道教室では、のべ22名のお子さんたちに柔道を体験してもらいました。お子さんたちが柔道を始めるかどうかは別として、「柔道って面白いなあ」「柔道ってかっこいいなあ」と思ってもらえていれば、それだけで十分嬉しいです。
今回の出前柔道教室を通じて、柔道には子どもを笑顔にする力があるということを再実感しました。やはり、柔道場は子どもの遊び場・学び場としてもっと活用していくべきだと思います。今後もこのような活動を通じて、より柔道の可能性を広げ、価値を高めていきたいです。
参加してくださったお子さんたち、イベントにお誘いくださった主催団体の皆様、本当にありがとうございました。
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/nf2cf6aea7872
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