おしらせ

2024-11-20 11:27:00

📝強くて優しい柔道家を目指して~かばい手は相手への思いやり~(子どもクラス)

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咲柔館コラム293
強くて優しい柔道家を目指して~かばい手は相手への思いやり~

 

 

 

 

 「あんぜん第一、おもしろ第二」。これが子どもクラスの合言葉です。子どもは面白いこと、楽しいことが大好き。だから、ややもすると危険な行動や遊びをしてしまうことがあります。

 子どもの健全な発育にとって、楽しく稽古することはとても大切です。ただ、その楽しさの土台には、しっかりとした「安全」がなくてはいけません。咲柔館では、安全に柔道をするために必要な技術の体得を目標にしています。

 

 

 

 

 柔道の安全性は、「受身」だけで保たれてるのではありません。投げた時に、相手の袖をしっかりと引いてあげる「かばい手」も受身と同じくらい大切です。このかばい手があることで、投げられた相手は受身をとりやすくなります。かばい手は、いわば相手を守る「命綱」。相手への敬意、思いやりが形になったものです。

 

 

 

 

 未就学児でもこの動作を何度も繰り返すと、無意識にできるようになります。ただし、かばい手の形だけできればよいのではありません。その目的をしっかりと理解した上で稽古することが重要です。どのように、どのタイミングで引けば、相手の痛みを減らし、危険をなくすことができるのか。1回1回相手のことを考えながら、投げ込みを行っています。こうした稽古を続けることで、安全な技が身につくと同時に、相手の気持ちを想像する力や思いやりも養うことができます。これが柔道の素晴らしさです。

 

 

 

 

 かばい手で相手を守る、受身で自分を守る。この両方ができる強くて優しい柔道家を育てていきます。

 

 

 

 

「柔道をやることで、人生はより豊かになる」

「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」

文武一道塾 咲柔館




※noteより転載
https://note.com/shojukan/n/nd1f347a35470


 

2024-10-31 10:11:00

📝子どもと大人が柔道でつながる(両クラス)

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咲柔館コラム292
子どもと大人が柔道でつながる

 

 

 

 

 咲柔館では月に1回程度「子どもクラス&中高生・大人クラス合同稽古」を行っています。前回の合同稽古には、6歳から70代の方まで約20名の塾生様が参加されました。

 

 

 

 

 幅広い年代が一緒に稽古をするので、微笑ましい場面も沢山見られます。

 咲柔館には、親子で通われている塾生様もいらっしゃいます。お父さん達は久しぶりにお子さんと組み合い、直に成長を感じているようでした。子どもを鍛えるのではなく、子どもと仲良くなる「組みニケーション」。これも柔道の魅力ですね。

 休憩時間中には、子どもたちと大人クラスの塾生様が楽しそうにお話しする場面もありました。何を話していたかは、みんなだけの秘密だそうです。

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お父さんから「一本!」

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大内刈だあ!!

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人生の大先輩とのお話しタイム

 

 

 

 

 現在、世代を越えた交流の機会は減りつつあります。だからこそ、こうした機会を道場で設けることには、大きな意義があると考えています。子どもは、家族や学校の先生以外の大人と接することで、社会とのつながりを実感し、心が成長します。また、大人は子どもたちの良きお手本となれるよう、改めて襟を正す良い機会になるでしょう。

 組み合う、技を掛け合う、心を込めてお互いに礼をする。柔道を通して、人と人との繋がりを改めて実感し、人生をより豊かにすることが、この合同稽古の目的です。

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切磋琢磨する高校生たち

 

 

 

 

 次回の合同稽古は「11月30日(土)」に行います(栃木市総合体育館)。子どもから大人まで、みんなが笑顔になれる安全で楽しい稽古を行いたいと思いますので、ぜひお越し下さい。皆さんとお会いするのを楽しみにしております。

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11月稽古予定(合同稽古詳細あり)

https://shojukan.com/info/5969644

 

「柔道をやることで、人生はより豊かになる」

「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」

文武一道塾 咲柔館




※noteより転載
https://note.com/shojukan/n/nbb34c4eeecab

 

2024-10-23 10:56:00

🍁2024年11月稽古予定🍁

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いつも咲柔館ホームページをご覧になってくださりありがとうございます!
2024年11月の稽古予定を掲載いたします。

より画像が鮮明な「PDFファイル」版はこちらです。

pdf カレンダー 2024年11月.pdf (0.22MB)



〈お知らせ〉

11/30(土)子どもクラス&中高生・大人クラス合同稽古

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11/30(土)両クラス合同稽古を実施いたします。柔道を通じ、世代を越えた交流を楽しみましょう!ぜひ、ご参加ください。 


【時間】
9時30分~12時30分
※子どもクラスは11時00分まで

【場所】
栃木市総合体育館 柔道場
※栃木市総合運動公園HP

https://tochigi-park.com/

【集合時間・場所】
9時15分
柔道場栃木市総合体育館2階)

※柔道衣に着替えた状態で道場にご集合ください

【参加お申し込み方法】
「土曜日の稽古に参加されているお子様」以外で、ご参加される場合は以下の方法でお申し込みください。

※土曜日の稽古にご参加されているお子様は、お申し込みいただく必要はございません。

・子どもクラス
→振替制度をご利用し、
11/29(金)までにメール・お電話にてお申し込みください。
 

・中高生・大人クラス
11/29(金)までにメール・お電話にてお申し込みください。
2025年1月26日(日)の昇段審査会に参加されるご予定の方は、なるべくご参加ください。試合対策(ルール確認含む)を行います。





 

咲柔館は、お子さんから大人の方まで、初心者の方やブランクがある方でも柔道を楽しめる道場です。柔道にご興味がある方は、お気軽にお越しください。

見学・体験のお申し込みはこちらからお願いします。

https://shojukan.com/contact


それでは、11月もよろしくお願いいたします。

 

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2024-10-23 10:24:00

📝昇級おめでとう!~変わったのは帯の色だけではない~(子どもクラス)

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咲柔館コラム291

昇級おめでとう!~変わったのは帯の色だけではない~

 

 

 

 

 7月から9月にかけて、子どもクラスでは昇級試験を行ってきました。試験期間中は、毎稽古で「ミニ試験」を行います。級毎に設定した約20個のミニ試験に全て合格すると「昇級」というシステムです。ミニ試験は柔道の技や受身だけでなく、「文武一道塾」の名の通り、柔道に関する漢字試験や、柔道精神に関するスピーチなども行います。

 

〈ミニ試験の一例〉

〔柔道の心〕

・「柔道を作った人」「柔道精神」を漢字で書く

・「柔道で成長したこと」について1分間スピーチをする

 

〔受身〕

・支釣込足で安全に投げられる

 

〔立技〕

・大腰で安全に投げる

 

〔寝技〕

・寝技の補強(しぼり・エビなど)を正確に行う

・寝技の移行(袈裟固→後袈裟固など)をスムーズに行う

 

〔実戦〕

・乱取りの前後に心を込めて礼をする

・乱取りで習った技をかける

・乱取りで潔く受身をとる

 

など

 

 

 

 

 お子さんの学年や習熟度に合わせて級の設定はしているものの、全てのミニ試験にすぐ合格できるわけではありません。「嘉納治五郎」という漢字がなかなか書けない、上手に技をかけられない、など「うまくいかない経験」もみんながしてきました。そして、そこから「練習」や「工夫」をすることで、少しずつ成功に近づいていく経験もしました。こうした経験を通し、お子さん達は前よりもたくましくなったように感じます。

 

 

 

 

 10月に入り、色帯授与式を行いました。3ヶ月間の挑戦を経ての昇級だったので、色帯を締めた時の喜びは格別だったと思います。中には嬉しさのあまり、洋服の上に黄色帯を締めて帰るお子さんもいました。帯の色が変わったことは、きっとお子さんたちの自信になるでしょう。

 帯の色が変わってから、話を聴く姿勢が前より良くなり、乱取り中も良い技が増えたように感じます。お子さんたちは、自分が昇級した、自分の帯の色が変わったという自覚を持っているようです。

 

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 級が上がるにつれて難易度も上がるので、今も昇級試験に挑戦中のお子さんたちもいます。ただ、昇級は自分のペースで良いのです。1つひとつのミニ試験に粘り強く向き合い、今の「できない」が、いつかは「できる」に変わるという経験をしてほしいと思っています。最後までお子さんたちの昇級に向け、しっかりとサポート、応援を続けていきます。

 

 

 

 

 実は、私自身も昇段(六段・紅白帯)に向けて、行動していきたいと思い始めています。お子さん達や黒帯を目指して頑張っている中高生・大人クラスの塾生様たちに負けぬよう、自分のペースで前進していきたいです。まずは、試合ができる体づくりから。帯の色と自分自身が変わることを楽しみに、ちょっとずつ動いていきます。変われるって思うだけでワクワクしますね。

  

 

 

 

「柔道をやることで、人生はより豊かになる」

「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」

文武一道塾 咲柔館




※noteより転載
https://note.com/shojukan/n/n982b3f9a24c7

2024-10-17 12:19:00

📝体と心が柔らかい人を目指して~体の使い方講習会に参加しました~(中高生・大人クラス)

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咲柔館コラム290
体と心が柔らかい人を目指して~体の使い方講習会に参加しました~

 

 

 

 

 10/5(土)、中高生・大人クラスの準備運動を監修してくださった山口敬志さん(健康革命家/パーソナルトレーナー)が、咲柔館で講習会を開催してくれました。講習会のテーマは、「快適な身体で日々を快適に暮らそう〜階段や山を登ると膝が痛くなりやすい方の股関節の使い方〜」

 咲柔館の塾生様だけでなく、日頃から山口さんのパーソナルトレーニングを受けている方たちも参加されました。

山口敬志さんホームページ

https://www.k-kakumei.com/

 

 

 

 

 前半は道場にて体の構造と上手な体の動かし方に関するレクチャーです。力まずに階段を昇るコツを学びました。主なポイントは5つ。

 

①足裏をフラットに置く

②膝が前に出ないようにする(腿前は力を入れない)

③股関節(お尻)を使う(できる方はお腹も使う※腹式呼吸)

④つま先、膝が同じ方向を向く(膝が内側に入らないようにする)

⑤フワッと優しく昇るように心がける。

 

 私は「階段を昇る」といった日常的な動作について意識したことは、ほとんどありませんでした。自分の体の動かし方に意識を向けると、長年の習慣で身についた癖やゆがみに気がつきます。山口さんに足の踏み出し方や姿勢をチェックしてもらいながら、快適な階段の昇り方を反復練習しました。

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2人組で筋肉をゆるめるマッサージ


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笑いを交えながらの楽しいレクチャー

 

 

 

 

 道場で学んだ動き方を後半の「あじさい坂昇り」で実践です。太平山神社の参道である千段の石段を昇ります。私は、この講習会前に2度ほどあじさい坂を昇ってみました。その時と今回とを比べてみて、体の使い方一つで、こんなにも疲労度が変わるのだということを実感しています。

 

 

〈Before〉※講習会前

〔昇り〕

・100段くらいで大腿四頭筋(太ももの前面)がきつくなる。

・200段くらいで息が上がり出す。

・1分程度の休憩を2回入れ、脚パンパン、息ぜーぜーでゴール。

 

〔降り〕

・太ももの疲れからか、足首がふらつき、1度だけ足を踏み外しそうになる。

 

 

〈After〉※講習会当日

〔昇り〕

・800段くらいまでは、太ももにあまり疲れを感じず、軽く昇れる。

・800段くらいまでは、あまり息が上がらず。

 

〔降り〕

・太ももの疲れがあまりないので、ふらつきがなく、安定して降りられる。

 

 

 今までの階段の昇り方は、まるでゴジラ。ドスンッ、ドスンッ、と大きな音をたてながら階段を昇っていたように思います。それが、講習会後のあじさい坂では、スッ、スッ、と軽く昇る感触を少しだけつかむことができました。これを継続していけば、怪獣の歩き方から人間の歩き方に進化できるかもしれません。

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あじさい坂の入口

 

 

 

 

 千段を昇り終え、少し時間があったので、太平山神社の更に上にある山頂への道のりにも挑戦。所々岩がゴツゴツして険しい箇所もありましたが、習った昇り方を応用し、全員が無事に登頂できました。山頂では山口さんがいれてくれた美味しいコーヒーとお菓子でしばしの休憩。登り切った達成感を味わいながら、体と心を癒やした至福の一時でした。

 実践練習は合計約2時間行いましたが、ほとんど疲れは残らず、むしろ体が軽くなったような感覚です。そして、体だけでなく心も軽くなったように感じました。体と心はつながっています。だから、体を柔らかく使うことで、心も柔らかくなるのかもしれません。

 これからは、柔道だけはなく、普段の歩き方、家事などでも体の使い方を意識し、心身ともに柔らかい人を目指したいと思います。今回の講習会は、自分の体と心を見つめ直すよい機会になりました。素敵な講習会を開催してくださった山口さん、参加された皆さんに感謝です。

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山頂までに険しい道もありました

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ほっと一息カフェタイム

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参道の脇道には、こんな素敵な場所もありました

 

 

 

 

 講習会後、山口さんから参加者の皆さんにこんなメールが届きました(一部抜粋)。

 

「身体に対する意識をたまには思い出し、階段等でちょっぴりその部分(股関節やお腹)に意識を入れて、動くことの繰り返しで、身体に身についていきます。実践される場合は、コツコツと楽しみながらお願いします。」

 

 「頑張るぞ!」と力むのではなく、「楽しもう!」という気持ちで体を動かすことが大切ですね。ちなみに、習ったことの復習として、私は今日もあじさい坂に行ってきました。講習のお陰で、9月末に昇った時と比べ、約7分も早く坂を往復することができ、驚いています。これからも無理なく、楽しくあじさい坂昇りを続け、心身の柔らかさを追究していきたいです。

 

 

 

 

「柔道をやることで、人生はより豊かになる」

「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」

文武一道塾 咲柔館




※noteより転載
https://note.com/shojukan/n/ne1f7dc2c005e

 

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