おしらせ
2024-07-17 12:43:00
📝100人の中高生が柔道を学んでいたら、100通りの目標があるはず(中高生・大人クラス)
咲柔館コラム283
100人の中高生が柔道を学んでいたら、100通りの目標があるはず
「『強く優しい子に育ってほしい』『でも続けられるか不安』そんなあなたに朗報です。咲柔館なら、お子さまのペースで柔道を楽しむうちに、自然と成長していけます。年代の幅広い咲柔館だからこそできる、世代を越えた交流も魅力のひとつです。お子さまの趣味として、柔道を始めてはいかがでしょうか。」
実はこの文章、咲柔館に通う高校生が自主的に書いてくれた道場の宣伝文なんです。咲柔館の特徴をよく理解しており、文章もうまい。彼の文才は本当に素晴らしいです。ちなみにすでに、ある広告の中で使用されています。
咲柔館に通う中学生・高校生の中には、柔道以外の様々な分野にも力を注ぎ、才能と可能性を伸ばし続けている学生さんが沢山いらっしゃいます。
例えば、ある男子高校生は学校の部活動で剣道に励み、柔道・剣道の両方で「初段」の取得を目指しています。また、生徒会活動に尽力している男子高校生や手芸部での活動を楽しんでいる女子高校生、高校でバンドの練習を終えた後にギターと柔道衣を担いで道場に来る女子高校生もいらっしゃいます。
中学生も負けていません。ある女子中学生は、英語がとても得意で、現在は英検2級の合格に向けて勉強に励んでいます。また、ある男子中学生は特撮映画の知識が専門家なみで、休憩時間中に特撮映画好きの大人の塾生様と怪獣談議に花を咲かせています。先日の昇級・昇段審査会では、私からの「特撮映画の監督になってつもりで試合を撮影して!」というお願いに応え、見事なカメラワークで試合を撮影してくれました。
10代の「秘めた才能」と「エネルギー」は本当に素晴らしいですね。
さて、私の学生生活はというと、高校時代は「柔道一直線」という感じでした。一つの道を追究したことで得られた知識や技術、そして教訓や哲学は、今でも私にとって大きな財産です。ただ、色々な分野に興味を持ち、様々なことに挑戦する学生生活も大いに素晴らしいと思っています。私の場合、中学校時代がそうでした。中学校に柔道部がなかったので、部活動は科学部。週3回町道場に通い、週5回科学部で研究や実験をし、週2回学習塾に通っていました。忙しさを感じる時もたまにありましたが、文武両面に力を注いだことにより、自分自身の色々な可能性を伸ばすことができたと思っています。
「100人の子どもが柔道を学んでいたら、100通りの目標があるはず」。これは、今年受講した全柔連の指導者資格講習会の中で最も印象に残った言葉です。全国大会出場や日本一を目指し、青春の全てを柔道に賭ける中高生も素晴らしい。そして、色々なことに興味を持ちながら、その1つとして柔道を楽しむ中高生も素晴らしい。学生さんたちそれぞれの「柔道の取り組み方」があって良いはずです。
咲柔館は、学校に柔道部がない学生さんたち、趣味として気軽に柔道を楽しみたい学生さんたちの受け皿として今後も活動を続けていきたいと思います。学生さんたちの5年後、10年後がとても楽しみです。
「柔道をやることで、人生はより豊かになる」
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
※noteより転載
https://note.com/shojukan/n/nc922059d39cf
2024-07-11 10:47:00
📝「夢の黒帯」への道~努力は嘘つかない~
咲柔館コラム282
「夢の黒帯」への道~努力は嘘つかない~
7月7日(日)、4名の塾生様が昇級・昇段審査会に参加しました(小学生1名・高校生3名)。咲柔館が審査会で心がけていることは、①自分の力を信じて全力を尽くす②投げられたら潔く受身をとる③勝っても負けても心を込めて礼をする、の3つです。参加された皆さんは、普段とは違う環境、状況で少し緊張されていたようですが、この3つを常に心がけ、怪我なく無事に1日を終えることができました。
審査結果は、2級・1級は全員が合格。初段に挑戦した高校生1名は、審査試合において2ポイントを獲得しました。
※栃木県の昇級・昇段の審査内容は以下の通りです。
【2級】
・礼法
・受身(後受身・横受身・前回受身)
【1級】
・試合で2勝以上
・投の形(手技)
【初段】
・試合で6勝以上
・投の形(手技・腰技・足技)
今回の昇級・昇段審査会を通じ、感じたことが2つあります。
1つめは「努力は嘘つかない」ということです。今回参加された皆さんは、この日に向けて一所懸命に稽古してきました。反復練習を繰り返した技と受身、毎回の稽古で確認している礼法、それらのほぼ全てを出しきれたと思います。2級審査では、審査員の先生が「皆さんの受身はとてもうまいですよ」と誉めてくださいました。咲柔館は「受身と礼法」を最も大切にしているので、私もすごく嬉しかったです。1級・初段の審査試合では、稽古でかかり出した技を出すことができました。ただ、まだしっかりと身についていない技は、やはりかかりませんでした。「努力は嘘つかない」とは、「やったことは『やった分』出る」という意味だと考えています。言い換えると、「やっていないこと、練習不足のことは出ない」ということです。このシンプルな法則を努力の糧とし、日々の稽古をコツコツと重ねていきたいと思います。
2つめは「技術は前日まで伸びる」ということです。塾生様の中には、審査会直前の稽古でかかるようになった技で、一本をとった方もいらっしゃいました。もちろん、一夜漬けの技はかかりません。しかし、反復練習をずっと続けてきた技を試合前日まで磨くことは大切であり、これにより試合で一本をとる可能性が高まります。これは、私が中学・高校の女子柔道部監督をしていた時にも実感していたことです。試合前日の打ち込みや乱取りでしっくりくるようになった技が、試合当日のここ一番という場面で決まったケースを何度も見てきました。技術を磨き続けること、最後まで諦めないことの大切さを再実感しています。
咲柔館には、今回参加されなかった方も含め、黒帯を夢見て一所懸命に稽古をされている方が沢山いらっしゃいます。まだ、黒帯になった方はいらっしゃいませんが、いよいよ今年中に咲柔館初の黒帯柔道家が誕生するかもしれません。次回の審査会は9月29日(日)です。次の審査会に向けて、みんなで楽しみながら稽古を続けていきたいと思います。
最後になりましたが、審査会の運営にあたってくださった先生方にこの場をお借りして心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
また、会場まで応援にかけつけてくださった塾生の皆さま、ありがとうございました。参加された方たちにとって、大きな力になったと思います。これからも柔道仲間として皆さんで楽しく高め合っていきましょう。
次回の昇級・昇段審査会も楽しみです。
「柔道をやることで、人生はより豊かになる」
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
※noteより転載
https://note.com/shojukan/n/nc359b19c0b78
2024-07-03 11:42:00
7月稽古日の一部変更につきまして(中高生・大人クラス)
7月の稽古日が一部変更となります。急な変更で申し訳ありません。
変更日は普段とは違った特別稽古を行いますので、そちらの内容も合わせましてご確認いただき、もしご都合がよろしければぜひご参加ください。
【稽古日 変更点】
7/13(土)13時30分~15時の稽古を「中止」
↓
7/14(日)9時30分~11時30分
※9時開館
【7/14(日)稽古内容】
「柔道の技」研究会
「柔道の『技』がなぜかかるのか」についてじっくり研究します。この日は実戦的な稽古は行わず、「研究」「反復練習」のみに集中します。立技・寝技ともにいくつかの技にしぼって実施しますので、かっこいい技を身につけたい!という方はぜひご参加ください。この日の稽古内容は、きっと普段の稽古でも生きると思います。
【参加お申し込み締め切り】
7/13(土)18時まで(メール・お電話・稽古時)
それでは、よろしくお願いいたします。
2024-06-28 15:14:00
🍉2024年7月稽古予定🍉
いつも咲柔館ホームページをご覧になってくださりありがとうございます!
2024年7月の稽古予定を掲載いたします。
より画像が鮮明な「PDFファイル」版はこちらです。
⇩
カレンダー 2024年7月.pdf (0.24MB)
【お知らせ】
7月6日(土)に両クラス合同稽古を実施いたします。柔道を通じ、世代を越えた交流を楽しみましょう!ぜひ、ご参加ください。
【時間】
9時30分~12時30分
※子どもクラスは11時00分まで
【場所】
栃木市総合体育館 柔道場
※栃木市総合運動公園HP
⇩
https://tochigi-park.com/
【集合時間・場所】
9時15分・柔道場(栃木市総合体育館2階)
※柔道衣に着替えた状態でご集合ください
【参加お申し込み方法】
「土曜日の稽古に参加されているお子様」以外で、ご参加される場合は以下の方法でお申し込みください。
※土曜日の稽古にご参加されているお子様は、お申し込みいただく必要はございません。
・子どもクラス
→振替制度をご利用し、7月5日(金)までにメール・お電話にてお申し込みください。
・中高生・大人クラス
→7月5日(金)までにメール・お電話にてお申し込みください。
咲柔館は、お子さんから大人の方まで、初心者の方やブランクがある方でも柔道を楽しめる道場です。柔道にご興味がある方は、お気軽にお越しください。
見学・体験のお申し込みはこちらからお願いします。
↓
https://shojukan.com/contact
それでは、7月もよろしくお願いいたします。
2024-06-26 12:19:00
📝開館4周年に感謝
咲柔館コラム281
開館4周年に感謝
6月21日で文武一道塾 咲柔館は4周年を迎えました。柔道場の運営・経営を続けてきた「オリンピック1回分」の期間はとても濃密であり、この仕事をしたからこそ得られた経験や出会いが沢山あったように思います。特にこの1年間は、新型コロナウイルスが5類に移行したということもあり、最初の3年間にはできなかった色々なことに挑戦することもできました。
【1年間で挑戦した主なこと】※詳しくはコラムをご覧ください。
・「国際生涯柔道セミナー」への参加
→https://note.com/shojukan/n/nb18d3adb1a4d
・「昇級昇段審査会」への参加
→https://note.com/shojukan/n/n617460c398e4
・「Jキッズフェスタ」の開催
→https://note.com/shojukan/n/nd688cf17fee1
この1年間で10名の塾生様が入塾され、日々の稽古に励まれています。少しずつ柔道家が増えていくことに喜びを感じると共に、素敵な柔道家へとご成長していただけるよう質の高い稽古を行わなくてはいけないという責任も同時に感じています。
「柔道をやりたい(子どもにやらせたい)」「久しぶりに柔道を再開したい」という方が、いつ咲柔館を見つけてくださるかは全く分かりません。だからこそお一人おひとりとのご縁は本当に貴重です。これからも、ホームページ・SNSや各種イベントへの参加を通じて柔道の魅力を発信し続け、「生涯柔道を実践できる場」としてより多くの方に知っていただけるように頑張っていきたいと思います。
咲柔館という道場名には、柔道を通して「人生の花を咲かせる」「真っ直ぐ育つ」「みんなが笑顔になる」という意味が込められています。先日行った葵陽塾さんとの合同稽古(※冒頭の写真)においても、お子さんたちの楽しそうな笑顔、中高生や大人の方たちの生き生きとした表情を沢山拝見することができました。こんな時、「咲柔館を開館してよかった」と心から思います。
次の1年間も今まで同様に山あり谷ありかもしれませんが、「何のために、誰のためにやっているのか」という初心と感謝の気持ちを大切に、柔軟にたくましく歩み続けていきたいと思います。もし、転んだとしても受身をとって、また立ち上がります。
稽古に通ってくださる皆さま、温かい応援をしてくださる皆さま、いつも本当にありがとうございます。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
「柔道をやることで、人生はより豊かになる」
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
※noteより転載
https://note.com/shojukan/n/ned240f8e3a59