おしらせ
2023-09-26 11:56:00
📝柔道で思いやりの心を育む(子どもクラス)
咲柔館コラム247
柔道で思いやりの心を育む
子どもクラスの昇級は、級毎に設定した約20項目の小試験全てに合格することが条件です。小試験は、①柔道精神(筆記試験・口頭試験・道場内の行動)・②礼法・③技(受身・立技・寝技)に分類されており、すんなり合格できるものもあれば、なかなか合格できないものもあります。中には、最後の1項目がなかなかうまくできず、数ヶ月にわたって挑戦し続けるお子さんもいらっしゃいます。
約1年半前、「移動しながらの横受身」がなかなかできず、昇級が延びたお子さんがいらっしゃいました。ただ、彼はとても根気強く3ヶ月間の練習を重ね、見事小試験に合格。横受身が上手にできた瞬間、そして水色帯を締めた時の嬉しそうな顔を今でも覚えています。
その彼が、先日の稽古で、横受身の合格に向けて練習中のお子さんに、そっと寄り添ってくれていました。「見ててね。こうやるんだよ。」と見本を見せたり、「そうそう、うまくなってきた。もう少しで合格できるんじゃない。」と優しい言葉をかけていました。きっと、自分がうまくできなかった頃の悔しさや、合格できた時の嬉しさを思い出しながら、教えてくれていたのだと思います。教わっているお子さんも、彼の温かい行動に触れ、一所懸命に受身の練習を頑張っていました。
※彼の当時の様子です
⇩
コラム「色帯の責任」
https://note.com/shojukan/n/naa27846e1729
横受身の見本を見せてくれました
彼のように、相手のことを想像しながら行動する、発言するお子さんは多くいらっしゃいます。道場では、「常に相手を敬うこと」を大切にしています。組む前には、必ず丁寧に礼をする。投げる時は相手を守りながら投げる。こうした柔道の稽古を通し、思いやりの心が自然と育まれていくのかもしれません。これからも、こうした柔道の稽古を通し、「相手の心を想像できる優しい子」「相手のために動ける強い子」を育てていきたいと思います。
「柔道をやることで、人生はより豊かになる」
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/n910bf836cb1d
2023-09-21 15:19:00
🍂10月の稽古予定🍂
いつも咲柔館ホームページをご覧になってくださりありがとうございます!
10月の稽古予定を掲載いたします。
より画像が鮮明な「PDFファイル」版はこちらです。
⇩
カレンダー 2023年10月.pdf (0.24MB)
【お知らせ】
子どもクラス&中高生・大人クラス 合同稽古
10/14(土)に両クラス合同稽古を実施いたします。柔道を通じ、世代を越えた交流を楽しみましょう!ぜひ、ご参加ください。
【時間】
10時~12時45分
※子どもクラスは11時30分まで
【場所】
栃木市総合体育館 柔道場
※栃木市総合運動公園HP
⇩
https://tochigi-park.com/
【集合時間・場所】
9時40分・栃木市総合体育館内 受付付近
【参加お申し込み方法】
「土曜日の稽古に参加されているお子様」以外で、ご参加される場合は以下の方法でお申し込みください。
※土曜日の稽古にご参加されているお子様は、お申し込みいただく必要はございません。
子どもクラス
→振替制度をご利用し、10月13日(金)までにメール・お電話にてお申し込みください。
中高生・大人クラス
→10月13日(金)までにメール・お電話にてお申し込みください。
※この日も入塾をご検討されている方の「見学」は受け付けております。下記よりお申し込みください。
⇩
https://shojukan.com/contact
咲柔館は、お子さんから大人の方まで、初心者の方やブランクがある方でも柔道を楽しめる道場です。柔道にご興味がある方は、お気軽にお越しください。
見学・体験のお申し込みはこちらからお願いします。
↓
https://shojukan.com/contact
それでは、10月もよろしくお願いいたします。
2023-09-13 12:11:00
📝「夢の黒帯への挑戦」(中高生・大人クラス)
咲柔館コラム246
夢の黒帯への挑戦
中高生・大人クラスのご入塾動機で、1番多いのが運動不足解消・ストレス解消といった「心身の健康に関すること」。次に多いのが「昇級・昇段」です。黒帯に憧れて柔道を始める方は、いつの時代も多いのではないでしょうか。
10月、12月に行われる昇級・昇段審査会には、咲柔館として初めて何人かの方が挑戦します。皆さんは、本当によく稽古に励んでおり、審査会まで1ヶ月を切ったことで良い緊張感が出てきたように感じています。
ちなみに、栃木県の昇級・昇段の審査内容は以下の通りです。
【2級】
・礼法
・受身(後受身・横受身・前回受身)
【1級】
・試合で2勝以上
・投の形(手技)
【初段】
・試合で6勝以上
・投の形(手技・腰技・足技)
先日の稽古では、試合時間と同じ3分間で乱取りをしたり、試合練習もしてみました。特に試合練習では、普段の乱取り以上に力が入ったようです。試合をされた方たちは「腕がパンパンになりました!」と試合と乱取りの違いに驚いていました。
1級以上の審査では5試合程度することが予想されます。それに耐えうるだけの体力をつけると同時に、余計な力を入れないことも心がけなくてはいけません。「力をつけるが、力だけに頼らない」ということがとても大切です。
審査会では、「良い礼・良い受身・良い技」が自然と出る「かっこいい柔道」を目指したいと考えています。また、怪我をしない、怪我をさせない「安全な柔道」を実践することも審査会に臨む上での絶対条件です。
当然ですが、黒帯になるのはそう簡単なことではありません。少なくとも1年半から2年以上の長期間の準備が必要です。直近の稽古の様子を踏まえ、10月の審査会で1級(試合を含む)に挑戦するかどうかは、お一人おひとりとよく話し合って決めたいと思います。
ただ、確実に言えることは、今回審査会に臨まれる皆さんは、夢の黒帯に向けて、ひた向きに、前向きに努力を重ね、一歩ずつご成長されています。中には道場以外でも、ゴムチューブを使って1人打ち込みをされたり、筋力トレーニングをされている方もいらっしゃいます。勇気を持って黒帯への道を一歩踏み出した皆さんの姿は本当にかっこいいです。
いつ黒帯になれるかは分かりませんが、一歩ずつ夢に近づいている皆さんの挑戦をこれからも支え、応援していきたいと思います。皆さんが黒帯になる日がとても楽しみです。
「柔道をやることで、人生はより豊かになる」
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/ne0d5d536b0cf
2023-09-12 14:38:00
全日本柔道連盟 広報誌『まいんど』に掲載されました
全日本柔道連盟の広報誌『まいんど』37号の「柔道人」というコーナーに掲載していただきました。取材・執筆をしてくださったのは、柔道元フランス代表のピエール・フラマン先生。私が柔道を始めてから現在に至るまでのストーリーをとても丁寧に取材してくださいました。
お時間があれば、ご覧になってください。
広報誌「まいんど」WEB版37号
⇩
https://www.judo.or.jp/ebook/mind_vol37/html5.html#page=30
2023-09-08 12:09:00
9/8(金)本日の「休館」につきまして
台風13号の接近に伴いまして、ご送迎を含む稽古時間にかなりの豪雨が予想されます。
従いまして、本日9月8日(金)は「休館」といたします。
※子どもクラス・中高生・大人クラス共に
くれぐれも気をつけてお過ごしください。
文武一道塾 咲柔館
綾川 浩史