おしらせ
2024-10-23 10:56:00
🍁2024年11月稽古予定🍁
いつも咲柔館ホームページをご覧になってくださりありがとうございます!
2024年11月の稽古予定を掲載いたします。
より画像が鮮明な「PDFファイル」版はこちらです。
⇩
カレンダー 2024年11月.pdf (0.22MB)
〈お知らせ〉
11/30(土)子どもクラス&中高生・大人クラス合同稽古
11/30(土)に両クラス合同稽古を実施いたします。柔道を通じ、世代を越えた交流を楽しみましょう!ぜひ、ご参加ください。
【時間】
9時30分~12時30分
※子どもクラスは11時00分まで
【場所】
栃木市総合体育館 柔道場
※栃木市総合運動公園HP
⇩
https://tochigi-park.com/
【集合時間・場所】
9時15分・柔道場(栃木市総合体育館2階)
※柔道衣に着替えた状態で道場にご集合ください
【参加お申し込み方法】
「土曜日の稽古に参加されているお子様」以外で、ご参加される場合は以下の方法でお申し込みください。
※土曜日の稽古にご参加されているお子様は、お申し込みいただく必要はございません。
・子どもクラス
→振替制度をご利用し、11/29(金)までにメール・お電話にてお申し込みください。
・中高生・大人クラス
→11/29(金)までにメール・お電話にてお申し込みください。
☆2025年1月26日(日)の昇段審査会に参加されるご予定の方は、なるべくご参加ください。試合対策(ルール確認含む)を行います。
咲柔館は、お子さんから大人の方まで、初心者の方やブランクがある方でも柔道を楽しめる道場です。柔道にご興味がある方は、お気軽にお越しください。
見学・体験のお申し込みはこちらからお願いします。
↓
https://shojukan.com/contact
それでは、11月もよろしくお願いいたします。
2024-10-23 10:24:00
📝昇級おめでとう!~変わったのは帯の色だけではない~(子どもクラス)
咲柔館コラム291
昇級おめでとう!~変わったのは帯の色だけではない~
7月から9月にかけて、子どもクラスでは昇級試験を行ってきました。試験期間中は、毎稽古で「ミニ試験」を行います。級毎に設定した約20個のミニ試験に全て合格すると「昇級」というシステムです。ミニ試験は柔道の技や受身だけでなく、「文武一道塾」の名の通り、柔道に関する漢字試験や、柔道精神に関するスピーチなども行います。
〈ミニ試験の一例〉
〔柔道の心〕
・「柔道を作った人」「柔道精神」を漢字で書く
・「柔道で成長したこと」について1分間スピーチをする
〔受身〕
・支釣込足で安全に投げられる
〔立技〕
・大腰で安全に投げる
〔寝技〕
・寝技の補強(しぼり・エビなど)を正確に行う
・寝技の移行(袈裟固→後袈裟固など)をスムーズに行う
〔実戦〕
・乱取りの前後に心を込めて礼をする
・乱取りで習った技をかける
・乱取りで潔く受身をとる
など
お子さんの学年や習熟度に合わせて級の設定はしているものの、全てのミニ試験にすぐ合格できるわけではありません。「嘉納治五郎」という漢字がなかなか書けない、上手に技をかけられない、など「うまくいかない経験」もみんながしてきました。そして、そこから「練習」や「工夫」をすることで、少しずつ成功に近づいていく経験もしました。こうした経験を通し、お子さん達は前よりもたくましくなったように感じます。
10月に入り、色帯授与式を行いました。3ヶ月間の挑戦を経ての昇級だったので、色帯を締めた時の喜びは格別だったと思います。中には嬉しさのあまり、洋服の上に黄色帯を締めて帰るお子さんもいました。帯の色が変わったことは、きっとお子さんたちの自信になるでしょう。
帯の色が変わってから、話を聴く姿勢が前より良くなり、乱取り中も良い技が増えたように感じます。お子さんたちは、自分が昇級した、自分の帯の色が変わったという自覚を持っているようです。
級が上がるにつれて難易度も上がるので、今も昇級試験に挑戦中のお子さんたちもいます。ただ、昇級は自分のペースで良いのです。1つひとつのミニ試験に粘り強く向き合い、今の「できない」が、いつかは「できる」に変わるという経験をしてほしいと思っています。最後までお子さんたちの昇級に向け、しっかりとサポート、応援を続けていきます。
実は、私自身も昇段(六段・紅白帯)に向けて、行動していきたいと思い始めています。お子さん達や黒帯を目指して頑張っている中高生・大人クラスの塾生様たちに負けぬよう、自分のペースで前進していきたいです。まずは、試合ができる体づくりから。帯の色と自分自身が変わることを楽しみに、ちょっとずつ動いていきます。変われるって思うだけでワクワクしますね。
「柔道をやることで、人生はより豊かになる」
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
※noteより転載
https://note.com/shojukan/n/n982b3f9a24c7
2024-10-17 12:19:00
📝体と心が柔らかい人を目指して~体の使い方講習会に参加しました~(中高生・大人クラス)
咲柔館コラム290
体と心が柔らかい人を目指して~体の使い方講習会に参加しました~
10/5(土)、中高生・大人クラスの準備運動を監修してくださった山口敬志さん(健康革命家/パーソナルトレーナー)が、咲柔館で講習会を開催してくれました。講習会のテーマは、「快適な身体で日々を快適に暮らそう〜階段や山を登ると膝が痛くなりやすい方の股関節の使い方〜」。
咲柔館の塾生様だけでなく、日頃から山口さんのパーソナルトレーニングを受けている方たちも参加されました。
山口敬志さんホームページ
⇩
https://www.k-kakumei.com/
前半は道場にて体の構造と上手な体の動かし方に関するレクチャーです。力まずに階段を昇るコツを学びました。主なポイントは5つ。
①足裏をフラットに置く
②膝が前に出ないようにする(腿前は力を入れない)
③股関節(お尻)を使う(できる方はお腹も使う※腹式呼吸)
④つま先、膝が同じ方向を向く(膝が内側に入らないようにする)
⑤フワッと優しく昇るように心がける。
私は「階段を昇る」といった日常的な動作について意識したことは、ほとんどありませんでした。自分の体の動かし方に意識を向けると、長年の習慣で身についた癖やゆがみに気がつきます。山口さんに足の踏み出し方や姿勢をチェックしてもらいながら、快適な階段の昇り方を反復練習しました。
2人組で筋肉をゆるめるマッサージ
笑いを交えながらの楽しいレクチャー
道場で学んだ動き方を後半の「あじさい坂昇り」で実践です。太平山神社の参道である千段の石段を昇ります。私は、この講習会前に2度ほどあじさい坂を昇ってみました。その時と今回とを比べてみて、体の使い方一つで、こんなにも疲労度が変わるのだということを実感しています。
〈Before〉※講習会前
〔昇り〕
・100段くらいで大腿四頭筋(太ももの前面)がきつくなる。
・200段くらいで息が上がり出す。
・1分程度の休憩を2回入れ、脚パンパン、息ぜーぜーでゴール。
〔降り〕
・太ももの疲れからか、足首がふらつき、1度だけ足を踏み外しそうになる。
↓
〈After〉※講習会当日
〔昇り〕
・800段くらいまでは、太ももにあまり疲れを感じず、軽く昇れる。
・800段くらいまでは、あまり息が上がらず。
〔降り〕
・太ももの疲れがあまりないので、ふらつきがなく、安定して降りられる。
今までの階段の昇り方は、まるでゴジラ。ドスンッ、ドスンッ、と大きな音をたてながら階段を昇っていたように思います。それが、講習会後のあじさい坂では、スッ、スッ、と軽く昇る感触を少しだけつかむことができました。これを継続していけば、怪獣の歩き方から人間の歩き方に進化できるかもしれません。
あじさい坂の入口
千段を昇り終え、少し時間があったので、太平山神社の更に上にある山頂への道のりにも挑戦。所々岩がゴツゴツして険しい箇所もありましたが、習った昇り方を応用し、全員が無事に登頂できました。山頂では山口さんがいれてくれた美味しいコーヒーとお菓子でしばしの休憩。登り切った達成感を味わいながら、体と心を癒やした至福の一時でした。
実践練習は合計約2時間行いましたが、ほとんど疲れは残らず、むしろ体が軽くなったような感覚です。そして、体だけでなく心も軽くなったように感じました。体と心はつながっています。だから、体を柔らかく使うことで、心も柔らかくなるのかもしれません。
これからは、柔道だけはなく、普段の歩き方、家事などでも体の使い方を意識し、心身ともに柔らかい人を目指したいと思います。今回の講習会は、自分の体と心を見つめ直すよい機会になりました。素敵な講習会を開催してくださった山口さん、参加された皆さんに感謝です。
山頂までに険しい道もありました
ほっと一息カフェタイム
参道の脇道には、こんな素敵な場所もありました
講習会後、山口さんから参加者の皆さんにこんなメールが届きました(一部抜粋)。
「身体に対する意識をたまには思い出し、階段等でちょっぴりその部分(股関節やお腹)に意識を入れて、動くことの繰り返しで、身体に身についていきます。実践される場合は、コツコツと楽しみながらお願いします。」
「頑張るぞ!」と力むのではなく、「楽しもう!」という気持ちで体を動かすことが大切ですね。ちなみに、習ったことの復習として、私は今日もあじさい坂に行ってきました。講習のお陰で、9月末に昇った時と比べ、約7分も早く坂を往復することができ、驚いています。これからも無理なく、楽しくあじさい坂昇りを続け、心身の柔らかさを追究していきたいです。
「柔道をやることで、人生はより豊かになる」
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
※noteより転載
https://note.com/shojukan/n/ne1f7dc2c005e
2024-10-03 11:44:00
📝夢の「黒帯」に向かって1歩ずつ~昇段審査会に挑戦してきました~(中高生・大人クラス)
咲柔館コラム289
夢の「黒帯」に向かって1歩ずつ~昇段審査会に挑戦してきました~
9月29日(日)、4名の塾生様が初段の昇段審査会に参加しました(高校生2名・大人2名)。
栃木県の昇段条件(初段)は、審査試合で6ポイントを取ることです(勝ち=1ポイント・引き分け=0・5ポイント)。皆さんは、この日に向けて試合を想定した稽古に取り組んできました。
試合前日に皆さんから激励
今回は男女合わせて約30名の方が初段の審査会に参加されており、それに伴って試合数も多くなりました。1番多い方で6試合です(1試合3分)。1日に6試合というのは、かなりきつかったと思います。塾生の皆さんは、お互いに励ましあいながら、全試合を全力で戦い抜きました。何より怪我なく無事に終われたことが1番良かったです。
試合結果は、全員が1勝以上することができました。すでに黒帯になっている塾生様の中には、5回の審査会に参加し、コツコツとポイントをためて初段になった方もいらっしゃいます。1回の審査会で黒帯になるのもすごいことですが、何回も挑戦し続けて黒帯になるのも同じように素晴らしいことです。昇段の「目的」は、自身の成長であり、審査会はそのための「手段」です。焦らずに、自分のペースで1歩ずつ黒帯に近づいていくことが大切だと思います。
試合前の打ち込みで技の確認
アップの合間に会話でリラックス
今回の審査会を通して、再確認したのは「努力は嘘つかない」ということ。
稽古で磨いた技をかけきる、投げられたら潔く受身をとる、心を込めて礼をする、といった「今の自分を出しきる」という点において、塾生の皆さんは、十分にやりきったと思います。
当然ですが、稽古でやっていないこと、覚えていないことは試合で出ません。それを含めて「努力は嘘つかない」ということです。後日、全試合を動画で振り返り、私自身が指導者として「この技を稽古すればよかった」「こういった動きも稽古に取り入れるべきだ」という反省と課題がいくつか見つかりました。
今回の審査会で得た自信と課題を次の稽古に活かし、審査会に参加されなかった塾生様も含め、皆さんがより良い柔道を実践できるようにしていきたいと思います。
すでに、次の昇段審査会に向けて、動き出している塾生様もいらっしゃいます。ある高校生は、筋肉痛がありながらも、試合翌々日の稽古に参加し、試合で一本がとれなかった払腰の練習をしていました。夢に向かって歩み続けるその姿は生き生きとしており、本当にかっこいいです。
次回の審査会は、2025年1月26日(日)。次回に向けて、塾生様と一緒にしっかりと準備をしていきます。
夢は逃げない。自分のペースで、1歩ずつ夢に近づいていきましょう。
次の審査会に向けて、すぐに準備を開始!
「柔道をやることで、人生はより豊かになる」
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
※noteより転載
https://note.com/shojukan/n/n47a5621d8b69
2024-09-26 16:35:00
📝千段の石段を昇ってわかった44歳の体力~体の動かし方講習の下見に行ってきました~
咲柔館コラム288
千段の石段を昇ってわかった44歳の体力~体の動かし方講習の下見に行ってきました~
「いつか富士山に登ってみたい」。山登りの経験は2度しかない私ですが、こんな夢を持っています。先日、富士山の登山ガイドをされている方とお会いする機会があり、普段どんなトレーニングをされているのか教わりました。
登山の日程が決まると、その1週間前に栃木市にある「あじさい坂」(太平山)を昇り、筋力の向上を図るそうです(1週間内に3回)。これは、コンディションの確認も兼ねており、「60分以内に3往復」が富士山ガイドを安全に行うために必要な体力とのこと。ちなみにあじさい坂は約千段。1往復20分というのはかなりのハイペースです。
実は、あじさい坂は私にとって青春の象徴なんです。高校時代、全国大会出場を目指して朝練習でよく昇っていました。特に高校2年の10月から高校3年の夏の大会が終わるまでは、ほぼ毎日昇り続け、脚筋力と心肺機能がかなり向上し、同時に忍耐力や自信もつきました。
そんな思い出深いあじさい坂ですが、最後に昇ったのがいつかは覚えていません。確か40代になりたての頃だったような…。「44歳の今、昇ってみたらどうなるだろう」と思った私。「富士山への第一歩になるかもしれない」ということで、早速挑戦してきました。久しぶりに千段を昇り降りした感想は以下の通りです。
〈昇り〉約18分
・約3分で大腿四頭筋(太ももの前面)がきつくなる。
・約5分で息が上がり出す。
・1分程度の休憩を2回入れ、脚パンパン、息ぜーぜーでゴール(太平山神社)。
〈降り〉約10分
・太ももの疲れからか、足首がふらつき、1度だけ足を踏み外しそうになる。
・降りきった時の達成感は最高!
ここで半分くらい
どこまで続くのだろう…
ゴール(太平山神社)は目の前!でもここがつらい!
私のパワースポットである太平山(おおひらさん)神社
自然の中を歩くと気持ちが良いですね。やっぱりあじさい坂はいいなあ。ただ、今回昇ってみて、体力の衰えをかなり感じました。高校生当時は、100㎏の身体で走って昇り降りしていました。30代中盤までは、なんとか走って昇ることができましたが、今走ったら50段くらいで動けなくなりそう…。富士山への道のりはかなり遠いです…。
富士山のためだけはでなく、生涯柔道のため、そして、いつまでも元気に生活するためには、何かを変えなくてはいけません。それは単に筋肉をつけるだけでなく、「体の上手な動かし方」も同時に身につける必要があると感じています。
実は、今回あじさい坂に行ったのには、自分の体力を知るためだけではなく、もう1つ目的があります。それは、10月に開催する体の使い方に関するイベントの下見です。
10月5日(土)に「中高生・大人クラス」の準備体操と補強運動を考案された山口敬志さん(スポーツトレーナー)が、咲柔館でイベントを開催します。その名も「快適な身体で日々を快適に暮らそう〜階段や山を登ると膝が痛くなりやすい方の股関節の使い方〜」。
以下、山口さんからのメッセージです。
階段や山に登ると膝が痛くなりやすい方に向けて、自分で自分の身体を上手に扱う技術やセルフケアの知識を講義と実地トレーニングにてお伝えします。
自分の足で歩き続けるため、もっと筋力をつけるため、と一生懸命階段を使ったり、山に登ったりしているけど、頑張れば頑張るほど痛くなる膝。もしかしたら酷使しすぎて悲鳴をあげているのかも!?そんな身体の声を聴き、日常を丁寧に暮らすためにも股関節の動かし方や、筋肉を緩める技術を習ってみませんか?
今回は栃木市の柔道教室「咲柔館」のご協力を得て、前半は畳の上で身体の使い方レクチャー、後半は太平山にある階段(バスで約10分)に移動して実地練習を行います。習ったことをしっかりと使えるようになりたい方にオススメの内容です。ご興味のある方はお早めにお申し込みください。
【こんな方に向いています】
・動くと膝が痛くなりやすい方
・快適な動き方を身に付けたい方
・自然を感じたい方(あじさい坂&太平山)
・熱い人(山口さん)と接して心を発動したい方
※中学生・高校生から大人の方まで、何歳でも参加できるイベントです。
本イベントの詳細・お申し込みはこちらをご覧ください
↓
https://shojukan.com/info/5917758
山口さんの講習を受け、どのような変化が起こるのかとても楽しみです。皆さんで一緒に体の上手な動かし方を学び、あじさい坂を元気に登ってみましょう。きっと人生を豊かに、元気に送るためのヒントが沢山見つかると思いますよ。皆さんのご参加を心よりお待ちしております。
太平山神社から筑波山が見えました。富士山ガイドの方いわく「富士山を登るために、まずは筑波山を登りましょう」。筑波山が「こっちに来いよ~!」と呼んでいるような気がしました。
トレーニングを少しずつ重ね、夢を叶える準備として筑波山に挑戦してみたいです。
「柔道をやることで、人生はより豊かになる」
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
※noteより転載
https://note.com/shojukan/n/ne3f975f457b7