おしらせ

2024-01-15 15:48:00

📝相撲に学ぶ「基本」の大切さ

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咲柔館コラム263
相撲に学ぶ「基本」の大切さ

 

 

 

 

 大相撲の初場所が始まりました。私は相撲が大好きなので、本場所中の15日間は毎日ワクワクしています。今場所は、約半年ぶりに復帰した照ノ富士関、そして1番好きな宇良関の活躍に期待しています。(なんと初日で2人が対戦するとは!)

 昨年末、初めて巡業(とちぎ場所)に行きました。間近で見る力士の皆さんは、テレビで観て想像していたよりもずっと大きかったです。息子(1歳7ヶ月)をだっこしてもらったり、サインをいただいたりと、沢山の力士とふれ合ったことで、前にも増して相撲が好きになりました。

 

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 この巡業で1番私の心に残っているのは、「稽古」です。土俵上でのぶつかり稽古や申し合いは大迫力で、じっと見入ってしまいました。ただ、私が1番興味を引かれたのは、四股などの「基本の稽古」です。

 会場内には、土俵上で稽古をしていない力士も何人かいました。それでは、会場の隅で何をしているのかというと、四股やすり足といった相撲の基本動作をひたすら繰り返していました。腕立て伏せやスクワットといった筋トレを含め、黙々と体を動かし続ける力士たち。全身に汗をかきながら1時間以上も基本動作を繰り返す姿を見て、「これこそがプロなんだ」と実感しました。こういった地道な稽古の積み重ねの上に、本場所での一瞬の輝きがあるのですね。

 

 

 

 

 力士と直接ふれ合えるのが巡業の魅力ですが、稽古中にサインや握手を求めるのはNGです。ただ、中にはそのようなことを知らずに力士に声をかけようとし、付け人に「今は稽古中なんで…(やめてください)。」と制止されている方もいらっしゃいました。四股を繰り返していたある2人の力士は、休憩中にこうおっしゃっていました。

 

〇〇関

「さっき、サインをもらいに来た人は、〇〇(付け人)が『稽古中』と言ったらきょとんとしていたね。きっと四股やすり足は稽古だと思われていないんだろうな。」

 

□□関

「土俵の上だけが稽古じゃないんだよね。」

 

 この会話を聞けただけでも巡業に行ったかいがあったと思いました。宮城野親方(元横綱 白鵬)は、現役中から「相撲は基本が大切」とおっしゃっています。今回巡業に行ったことで、その意味が前よりもっと実感できました。何千回、何万回と繰り返す動作の反復の中にも新しい発見は常にあり、きっと素人には分からない変化や進化もあるのだと思います。基本稽古で体や技だけでなく、心も作っている。そんなふうにも見えました。

 

 

 

 

 文武一道塾 咲柔館は今年も「基本の稽古」を大切にしていきます。受身・打ち込みといった基本の動作の反復を日々の稽古で繰り返し、柔道の土台をしっかりと作るからこそ、安全で理にかなった良い技をかけられるようになります。

 また、長く柔道を続けるためにも基本の稽古は大切です。剣道の最高段位である八段取得を目指し、「生涯現役」で稽古に励んでおられる弘中聖規(きよみ)先生が、以前NHKの番組内でこうおっしゃっていました。

 

(剣道を長く続ける秘訣は何ですか?という質問に対して)

「好きになることです。好きになるためには基本を正しくやらなければならない。基本を正しくやるからこそ好きになる。すると無駄がなくなる。力の省略ができます。」

 

 弘中先生はあと数年で百歳になります。長年剣道を続けられ、今も現役の弘中先生の言葉には、柔道にも通じる大切な教えがあります。

 子どもクラス、中高生・大人クラス共に「当たり前(基本)のレベルアップ」を目指し、今年も稽古に励みましょう。きっと基本稽古を繰り返した先にしか見えない景色がありますよ。

 

 

 

 

「柔道をやることで、人生はより豊かになる」

「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」

文武一道塾 咲柔館





※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/n49f80e395bfd

 

2024-01-07 22:58:00

「Jキッズフェスタ」(子ども柔道イベント) 背負投の講習会 講師発表!

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【Jキッズフェスタ情報】

Jキッズフェスタで背負投の講習をしてくださるのは石川道場の石川裕紀先生です!輝かしい経歴をお持ちですし、現在は各地で柔道教室を行なっているのでご存じの方も多いかと思います。本イベントの趣旨をご理解いただいた上で、来ていただけることに本当に感謝です!


柔道遊び、親善試合、クイズ大会、柔道川柳、石川先生の講習会、みんなで乱取り。
こんなに盛りだくさんなイベント!なんと1000円(保険料込み)で参加できます!


指導者による引率以外に、保護者の引率を可としています。(条件あり。詳しくは要項をご覧ください)
Jキッズフェスタ要項

pdf Jキッズフェスタ 要項.pdf (1.05MB)

イベント後の帰り道に「あ〜柔道やっててよかったなぁ!」と思えるようなそんなイベントにしたいと思いますのでぜひぜひご参加ください!
お問い合わせ等はお気軽にお電話、メールにてご連絡ください。
文武一道塾 咲柔館 電話番号:070-4330-5718
文武一道塾 咲柔館 メールアドレス:
shojukan_judo_tochigi@yahoo.co.jp


2024年2月24日(土)、ユウケイ武道館(宇都宮市)でみなさんとお会いするのを楽しみにしております。


 

☆Jキッズフェスタまであと「47日」
※申し込み期限まであと「24日」

2024-01-05 12:37:00

「Jキッズフェスタ」(子ども柔道イベント) シークレットゲストが来ます!

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子どもたちが「柔道って面白い!」「柔道を続けたい!」と思えるようなイベント「Jキッズフェスタ」2月24日(土)に開催します。
昨年末のお申し込み開始から現在に至るまでで20名ほどのお子さんからお申し込みをいただいております。


以下、充実のラインナップです!

①柔道遊び・ACP(アクティブチャイルドプログラム)体験
②親善試合(未就学児〜小学生)
③柔道クイズ大会
④技の講習会
⑤乱取り
おまけ(事前提出された柔道川柳の表彰)
※時間は9時~16時を予定
※会場はユウケイ武道館(栃木県宇都宮市)


なんと、④技の講習会では「シークレットゲスト」に来ていただくことが決まりました!ゲストの詳細や講習内容については近日公開!
ぜひJキッズフェスタにご参加下さい!中学生・高校生のご参加もお待ちしております。
お申し込み方法(要項)はこちら

pdf Jキッズフェスタ 要項.pdf (1.05MB)
※文武一道塾 咲柔館のお子さまは、私がまとめてお申し込みをします。保護者様はお申し込み手続きの必要はございません。

Jキッズフェスタまであと「49日」
※申し込み期限まであと「26日」


2023-12-31 15:43:00

📝咲柔館は“年中夢求”

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咲柔館コラム262
咲柔館は“年中夢求”

 

 

 

 

 12月29日(金)、今年最後の稽古を無事に終えることができました。今年も大きな怪我がなく全ての稽古を行うことができ、ほっとしております。

 2023年も沢山のご縁をいただき、12名の方が咲柔館に入塾してくださいました。子どもクラスは新しい仲間が増え、今まで以上に元気一杯に柔道を、一所懸命に学習を行っています。中高生・大人クラスには、「柔道をやりたかったけど、やれる環境が見つからなかった」という方々が多くご入塾されました。そういった方々に柔道を一から学ぶ環境をご提供できたことを本当に嬉しく思っています。

 

 

 

 

 年末年始はゆっくりと過ごしたい所ですが、私は柔道の技を身につけたり、仕事を進めることにおいて、今年の干支「ウサギ」ではなく、明らかに「カメ」なのです…。まだまだやるべき事務処理が残っていますし、来年の下準備としてやりたいことも山積しています。

 家族との時間を最優先しつつ、今年の道場運営・経営の振り返りや残務処理、来年の稽古・イベントの下準備を進めます。咲柔館は、「柔道家を増やすことで社会をより良くする」という夢に向かって“年中夢求”です。

 

 

 

 

 来年2月には、子ども柔道イベント「Jキッズフェスタ」を開催します。お子さんから大人の方まで、会場に来られた皆さんが柔道を楽しめる、学べるイベントになるよう、共催の葵陽塾様と力を合わせ、しっかりと準備してまいりますので、楽しみにしていてください。

 来年は、干支の「辰」のように天に昇る勢いで道場運営・経営を進めます…と言いたい所ですが、やはり私は自分らしく地に足をつけて、1歩ずつ前に進みたいと思います。

 塾生の皆さま、保護者の皆さま、ホームページやSNS等で咲柔館の発信をご覧になってくださった皆さま、今年も大変お世話になり、ありがとうございました。どうぞ素敵な年末年始をお過ごしください。来年もよろしくお願いいたします。

 

※2024年の稽古は1月5日(金)よりスタートです

 

 

 

 

「柔道をやることで、人生はより豊かになる」

「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」

文武一道塾 咲柔館

 

 

 

※noteより転載
https://note.com/shojukan/n/nd069858a437d

2023-12-28 11:37:00

📝子どもも大人もみんなが笑顔になる稽古(両クラス)

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咲柔館コラム261
子どもも大人もみんなが笑顔になる稽古

 

 

 

 

 12月23日(土)、今年最後の「子どもクラス&中高生・大人クラス合同稽古」を行いました。この合同稽古は、普段顔を合わせない両クラスが交流できる場を作りたくて、今年からスタートしました。

 中高生・大人の方も「先生役」ではなく、子どもと一緒に全てのメニューを行うのがこの合同稽古の特徴です。みんなが最後に1本の列車になる「じゃんけんトレイン」、好きな動物に変身して全力で疾走する「アニマルリレー」、相手のバランスをくずして倒す「バランス受身」など、技の練習以外もみんなで楽しく体を動かしました。大人の方の中には、「お子さんたちと全力で遊んでいる時の方が、柔道より疲れるかもしれないですね。」と笑顔で話されている方もいらっしゃいました。


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じゃんけんトレイン①

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じゃんけんトレイン②

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バランス受身

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立技の練習

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寝技の練習

 

 



 そして、今回はスペシャルゲストとして、筆を使わない“ハンドドローイング墨絵師”の荒川颼(しゅう)先生が稽古の見学に来られました。以前から柔道にご興味があったそうで、あの古賀稔彦先生をモデルとした作品を持って来てくださいました。塾生の皆さんは指や手で描いた迫力ある作品をご覧になり、とても感動されていたようです。やはり、素晴らしい芸術作品に触れると心が動きますね。

 荒川先生の作品は、Instagram等でもご覧になれます。唯一無二の作品をぜひご覧ください。

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古賀先生とモデルとした作品

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塾生の皆さんのプレゼントをくださいました!

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荒川先生Instagram

https://www.instagram.com/godloveyou1204/

 

 



 今回の稽古には6歳から70代の方までが参加されました。世代を越えて「組み合う」「競い合う」「語り合う」そして「笑い合う」、そんな笑顔いっぱいの稽古でした。来年もみんなが笑顔になれる合同稽古を続けていきたいと思います。 

 今年も残りわずかとなりました。寒い日が続きますが、柔道で心と体を温めて乗り切りましょう。なにかと慌ただしい時期ですが、健康に留意され充実した年末をお過ごしください。

 

 

 

 

「柔道をやることで、人生はより豊かになる」

「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」

文武一道塾 咲柔館




※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/ndba62c03cadb

 

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