おしらせ

2024-12-06 15:26:00

📝子どもも大人も笑顔になる柔道(両クラス)

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咲柔館コラム294
子どもも大人も笑顔になる柔道

 

 

 

 

 「子どもひとりが育つには、ひとつの村が必要だ」。そんなことわざが、アフリカにはあるそうです。確かに息子(2歳半)を見ていても、子どもは色々な人との関わりを通じて成長していく、ということを実感します。

 

 

 

 

 私は、できる限り地域の方々とも交流をしながら子育てをしたいと考えています。だから、今年は地域の行事であるお祭り、運動会、お楽しみ会、などにも積極的に家族みんなで参加しています。そのお陰もあってか、最近息子はご近所の方にお会いすると、「こんにちは~!」と挨拶をするようになりました。ご近所のみなさんにかわいがってもらいながら、息子はのびのびと育っています。

 ただ、残念ながら子ども数の減少により、現在「子ども会」は活動を中止しているそうです。確かに、息子と同世代のお子さんをお見かけすることはほとんどありません。同世代のお友達が近所にいないのは少しさみしいですが、今後もなるべく地域の行事に参加し、地域の皆さんとのつながりを大切にしながら子育てをしていきたいです。

 

 

 

 

 咲柔館では、「多世代交流の場」を作ることを目的とし、子どもクラス&中高生・大人クラスの合同稽古を行っています。11月30日(土)は、6歳から70代までの14名が集い、一緒に稽古をしました。

 多世代で一緒に稽古をすると、微笑ましい場面が自然と生まれます。稽古開始前に子ども達と遊んでくれる中学生や、子どもの技を上手に受けてほめまくってくれる大人の方など、子どもの笑顔を引き出すのが上手な学生さんや大人の方が沢山いらっしゃいました。合同稽古は、子どもから大人までみんなが笑顔になれる大切な時間です。

 

 

 

 

 柔道には人と人とをつなげる力がある。私はこう信じています。普段交わることの少ない世代同士が柔道場で一緒に汗を流し、新たなつながりを作る。こうした交流ができるのも、直接相手と組み合って、つながる柔道の大きな魅力です。

 柔道を通して、子どもから大人までみんなが笑顔になれる社会作りにほんの少しでも貢献してきたいと思います。

 

 

 

 

「柔道をやることで、人生はより豊かになる」

「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」



※noteより転載
https://note.com/shojukan/n/n85b847aea267