おしらせ

2025-10-31 22:51:00

📝昇級試験を通した成長(子どもクラス)

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咲柔館コラム309
昇級試験を通した成長

 

 

 

 

 子どもクラスでは、小学生を対象に10月から昇級試験を行っています。各級毎に約20個の小試験を実施し、その全てに合格すると晴れて昇級。スモールステップを1段ずつ登り、上のレベルへと徐々に成長していくシステムです。

 

【小試験の例】 

 

〈心〉

・「柔道を作った人」「柔道精神」を漢字で書く

・礼法

 

〈受身〉

・支釣込足で安全に投げられる

 

〈立技〉

・大腰で安全に投げる

 

〈寝技〉

・寝技の補強(しぼり・エビなど)を正確に行う

・寝技の移行(袈裟固→後袈裟固など)をスムーズに行う

 

〈実戦〉

・乱取りの前後に心を込めて礼をする

・乱取りで習った技をかける

・乱取りで潔く受身をとる

 

など

 

 

 

 

 昇級試験の目的は2つあります。1つ目は、「怪我をしない、させない安全な柔道を身につけること」です。試験内容の多くは、「安全な柔道の体現」を意識しています。昇級試験を通して、正しい技術を身につけ、安全に楽しく柔道をするための土台をしっかりと築きます。

 2つ目は、「自信をつけること」です。合格に向けて根気強く努力できた。できなかったことが、できるようになった。合格して帯の色が変わった。これらの経験は、きっとお子さんたちの自信に繋がることでしょう。

 

 

 

 

 小試験を行う度に、「できた~!やった~!」という嬉しそうな声や「できなかった…。先生、もう1回やらせてください!」という悔しそうな声が聞こえてきます。お子さんたちは、昇級試験で色々な感情を味わいながら、成長していくことでしょう。昇級で変わるは、帯の色だけでありません。目には見えない心も少しずつ変わっていくはずです。

 お子さんたちが新しい色帯を嬉しそうに締めている姿を見られるのを楽しみにしています。1歩ずつ頑張れ!小さな柔道家たち!

 

 

 

 

「柔道をやることで、人生はより豊かになる」

「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」

 

 

 

※noteより転載
https://note.com/shojukan/n/n09f112caa563?app_launch=false