おしらせ

2023-08-07 15:05:00

📝コラム「生涯柔道の輪を広げよう」(両クラス)

DSC07207.JPG


咲柔館コラム239
生涯柔道の輪を広げよう

 

 

 

 

 7月29日(土)は、「子どもクラス&中高生・大人クラスの合同稽古」を行いました。今回も宇都宮市の柔道教室「葵陽塾(きようじゅく)」の皆さんがご参加くださり、30名くらいでわいわいと楽しく柔道をしました。概要は以下の通りです。

 

〈参加して下さった方の世代別人数〉

・未就学児    2名

・小学生    10名

・高校生      4名

・社会人      8名

      合計24名(+指導者3名)

 

〈稽古内容〉10時~13時

・礼法(自己紹介を含む)

・バナナオニ

・体操

・受身

・バイオハザード(

・打ち込み、投げ込み

・乱取り 

~子どもクラス解散(11時30分)~

・釣込腰の研究

・打ち込み、投げ込み

・乱取り

 

「バイオハザード」とは、体を180°回転させる技(大腰・釣込腰・背負投など)の習得を目的とした柔道遊びです。


〈ルール〉

・大人がゾンビ役。ゾンビは両腕を前に出し、つま先立ちで歩く(=技をかけやすい体勢)。

・子どもは、ゾンビを180°回転する技で投げる。ゾンビを2回投げると人間に戻せる。

・みんなで協力し、制限時間内に全てのゾンビを人間に戻せばクリアー。

DSC07192.JPG
柔道遊び「バイオハザード」


DSC07196.JPG

DSC07180.JPG

DSC07184.JPG

DSC07189.JPG

 

 

 

 

 今回の稽古で特に大切にしたのは、「安全な乱取りの実践」です。子どもと大人、初心者と経験者、誰が誰と組んでも大丈夫。そんな安心安全な乱取りを行うために必要なのは、みんなが日々の稽古で安全な技・受身をしっかり身につけること。そして、みんなが相手の心を想像しながら乱取りをすることです。相手を一方的に投げ、自己満足に浸るような乱取りでは、とても生涯柔道の実践はできません。経験豊富な上級者や大人が、自らの心技体をしっかりとコントロールし、相手の技を上手に受けてあげる。こうした「自他共栄」の心で乱取りをすることが、柔道の稽古において最も大切だと考えています。


DSC07233.JPG

 

 

 

 

 稽古の最後に、葵陽塾代表の菅野先生が「このような『生涯柔道の輪』がもっと広がると嬉しいです。」とおっしゃっていました。年齢に関係なく、お互いに敬意を持って学び合う、高め合う柔道。みんなが笑顔で稽古を始め、笑顔で稽古を終わる柔道。そんな生涯柔道を目指し、今後もこのような合同稽古を続けていきたいと思います。

 

 

 

 

☆次回の合同稽古は「8月11日(金・祝)」です。詳細は、こちらをご覧ください。

https://shojukan.com/info/5255573

 

 

 

 

「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館

 



※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/nf0075ec5a6c8