おしらせ
2024-10-03 11:44:00
📝夢の「黒帯」に向かって1歩ずつ~昇段審査会に挑戦してきました~(中高生・大人クラス)
咲柔館コラム289
夢の「黒帯」に向かって1歩ずつ~昇段審査会に挑戦してきました~
9月29日(日)、4名の塾生様が初段の昇段審査会に参加しました(高校生2名・大人2名)。
栃木県の昇段条件(初段)は、審査試合で6ポイントを取ることです(勝ち=1ポイント・引き分け=0・5ポイント)。皆さんは、この日に向けて試合を想定した稽古に取り組んできました。
試合前日に皆さんから激励
今回は男女合わせて約30名の方が初段の審査会に参加されており、それに伴って試合数も多くなりました。1番多い方で6試合です(1試合3分)。1日に6試合というのは、かなりきつかったと思います。塾生の皆さんは、お互いに励ましあいながら、全試合を全力で戦い抜きました。何より怪我なく無事に終われたことが1番良かったです。
試合結果は、全員が1勝以上することができました。すでに黒帯になっている塾生様の中には、5回の審査会に参加し、コツコツとポイントをためて初段になった方もいらっしゃいます。1回の審査会で黒帯になるのもすごいことですが、何回も挑戦し続けて黒帯になるのも同じように素晴らしいことです。昇段の「目的」は、自身の成長であり、審査会はそのための「手段」です。焦らずに、自分のペースで1歩ずつ黒帯に近づいていくことが大切だと思います。
試合前の打ち込みで技の確認
アップの合間に会話でリラックス
今回の審査会を通して、再確認したのは「努力は嘘つかない」ということ。
稽古で磨いた技をかけきる、投げられたら潔く受身をとる、心を込めて礼をする、といった「今の自分を出しきる」という点において、塾生の皆さんは、十分にやりきったと思います。
当然ですが、稽古でやっていないこと、覚えていないことは試合で出ません。それを含めて「努力は嘘つかない」ということです。後日、全試合を動画で振り返り、私自身が指導者として「この技を稽古すればよかった」「こういった動きも稽古に取り入れるべきだ」という反省と課題がいくつか見つかりました。
今回の審査会で得た自信と課題を次の稽古に活かし、審査会に参加されなかった塾生様も含め、皆さんがより良い柔道を実践できるようにしていきたいと思います。
すでに、次の昇段審査会に向けて、動き出している塾生様もいらっしゃいます。ある高校生は、筋肉痛がありながらも、試合翌々日の稽古に参加し、試合で一本がとれなかった払腰の練習をしていました。夢に向かって歩み続けるその姿は生き生きとしており、本当にかっこいいです。
次回の審査会は、2025年1月26日(日)。次回に向けて、塾生様と一緒にしっかりと準備をしていきます。
夢は逃げない。自分のペースで、1歩ずつ夢に近づいていきましょう。
次の審査会に向けて、すぐに準備を開始!
「柔道をやることで、人生はより豊かになる」
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
※noteより転載
https://note.com/shojukan/n/n47a5621d8b69