おしらせ

2023-04-12 14:14:00

【お知らせ】マスクの着脱につきまして

【お知らせ】マスクの着脱につきまして

 

 令和5年3月13日よりマスク着脱の考え方が変更されました(厚生労働省発表)。それに伴いまして、文武一道塾 咲柔館としましても、子どもクラス、中高生・大人クラス共に、マスクの着脱は各個人・ご家庭の諸事情を考慮して個々人のご判断にお任せすることといたします。


 塾生の皆さまにおかれましては、引き続き健康に留意され、心身共に元気な状態で稽古にご参加ください。もし、体調がすぐれない場合は、ご無理をなさらずにしっかりと休養されてください。  

 これからも柔道を通して心身を鍛え、元気に日々の生活を送っていきましょう!道場でお待ちしております。
 

※参考:厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html

 

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2023-04-10 06:35:00

📝コラム「ずっと大切にしたいあの言葉③~目指すのは『生徒に好かれる先生』ではない~」

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咲柔館コラム221
ずっと大切にしたいあの言葉③~目指すのは「生徒に好かれる先生」ではない~

 

 

 

 

 入学式や始業式のシーズンになると毎年思い出す言葉があります。教員時代、ある学年主任の先生が、学年をスタートさせる最初のミーティングでこうおっしゃいました。

 

 

 「生徒に好かれる先生」になりたい。そういう気持ちで教員になった方も多いのではないでしょうか。でも、私が先生方に目指してほしい先生像は違います。皆さんには、「生徒を好きな先生」であってほしいと思います。

 生徒に好かれるかどうかを気にしすぎると、「良い先生」ではなく、「生徒にとって『都合の』良い先生」になってしまうこともあります。好かれるかどうかは相手次第です。でも、生徒1人ひとりを好きであること、大切に思うことは、自分の心がけ次第で必ずできます。

 今年1年間、縁あって自分が関わることになった全ての生徒を、生徒のそのままの姿を、どうか心から好きになってあげてください。それが私たちにとって1番大切なことです。そして、そのような気持ちで生徒に向き合い続ければ、きっと1年後に「生徒に好かれる先生」になっていると思いますよ。

 

 

 

 

 私は、教育実習生や、教員になりたての頃は、漫画やドラマに出てくるような「生徒に好かれる先生」になりたい、という気持ちが特に強かったように思います。もちろん、生徒に好かれるのはすごく嬉しいことです。ただ、そこが教育のゴールではありません。

 相手(生徒)を変えようとする前に、自分(先生)が変わること。生徒を好きになるには、生徒の良い所を沢山見つけること。何より、良いも悪いも含めて、生徒まるごとを好きになること。あの時の学年主任の先生の言葉は、自分の考え方を変える大きな分岐点になりました。

 

 

 

 

 「生徒を好きな先生であること」。当然のことではありますが、ずっとこの気持ちを大切にしています。これからも塾生様お1人おひとりを大切にする気持ちを常に持ち、稽古に臨みます。

 今日から新学年がスタートする幼稚園や学校が多いですね。お子さんたちにとって良い出会いが沢山ある1年になりますように。

 

 

 

 

「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館

 



※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/n1f58ab524ef9


 

2023-04-04 17:26:00

📝コラム「『憧れ』を力に」(子どもクラス)

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咲柔館コラム220
「憧れ」を力に

 

 

 

 

 先日行われたWBCの決勝戦前、大谷翔平選手が話したスピーチにはしびれました。

 

「僕から1個だけ。憧れるのをやめましょう。ファーストにゴールドシュミットがいたり、センターを見ればマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたり、野球をやっていたら誰しも聞いたことがあるような選手たちがいると思う。憧れてしまっては超えられないので、僕らは今日超えるために、トップになるために来たので。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。さあ、いこう!」

 

 憧れることを一旦やめなければ、超えることはできない。世界一になる上で必要な心構えを大谷選手が試合直前に熱く語ったことは、優勝に大きく関係していると思います。普段、あまり野球を観る方ではありませんが、今回のWBCからは多くの学びと感動をいただきました。

 

 

 

 

 大谷選手のスピーチにあるように、憧れがブレーキになることもあります。ただ、憧れがアクセルとなり、力強く前進できる例も沢山あるでしょう。私の高校時代の原動力は、まさに憧れでした。中学校に柔道部がなく、県大会で1度も勝ったことがなかった私が、無謀にも高校で全国大会を目指そうと思ったのは、当時柔道界のスターだった古賀稔彦選手や吉田秀彦選手への憧れ、『柔道部物語』や『帯をギュッとね!』といった高校柔道漫画への憧れでした。「自分もあんなふうになりたい!」という熱い想いだけで、3年間を突っ走ることができました。

 

 

 

 

 「憧れ」の心が、少しずつ芽生え始めたお子さんもいるようです。柔道を始めて5ヶ月目になるお子さんは、「嘉納先生ってすごい人なんだ。」と何となく感じ出したようです。「嘉納先生に礼!」と言いながら、とても丁寧な礼をしています。この前の稽古では、「ぼく、黒帯になりたいなあ。」と話していました。10年後の昇段試験に向けて、受身や技の練習をはりきっています。

 

 

 

 

 憧れは、大きな力です。咲柔館のお子さんたちもそれぞれに憧れを持っています。「地球を守るヒーローになりたい」「昇級試験で合格して色帯になりたい」「将来、柔道選手として活躍したい」「大人になったら警察官になりたい」、このような話をしている時のお子さんたちの目はキラキラ輝いています。

 身近な人でも、歴史上の人物でも、漫画の主人公でもいい。憧れる存在ができたら、まずは何か1つでも真似をしてみる。そうすることで、1歩ずつ憧れの存在に近づいていけるはずです。憧れる心は、きっと大きな成長へとつながっていくでしょう。改めて、お子さんたちと「憧れの存在」について話してみたいと思います。

 今の私にも「柔道家」として、「指導者」として、「経営者」として、「人」として憧れている方が沢山います。その方たちを超えることはできないかもしれませんが、その背中を追いかけながら、少しでも近づいていきたいです。

 

 

 

 

 

「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館

 

 

 

※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/nf261b31facd5

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