おしらせ
2020-12-24 16:58:00
咲柔館コラム38 クリスマスプレゼントは柔道衣🎅
お子さんのやる気、言い換えると「柔道スイッチ」が「ON」になる瞬間はいくつかあります。その1つが「マイ柔道衣」を手にした時です。今月入塾したお子さん達にも柔道衣が届きました。柔道衣を袋から出す手つきはすごく丁寧で、「大切にしよう」という気持ちがこちらにも伝わります。あるお子さんは、初めて柔道衣を着て「心が強くなった気がする」と嬉しそうに言っていました。
私は柔道衣を渡す際に、必ずあることを話します。
「この柔道衣は自分のもの。大切にしようね。ここで忘れてほしくないのは、この柔道衣は誰かがプレゼントしてくれたということ。この後、何をするべきかな?」
お子さん達は考え、そして気づきます。
「柔道衣を買ってくれたお母さん(お父さん)にお礼を言う!」
お子さん達はお迎えに来てくれたお母さん(お父さん)にしっかりと「ありがとう!」を伝えています。自分が柔道をできるのは、「お父さん、お母さんのお陰」ということを理解することで、より稽古を頑張れるはずです。
以前、あるお母様が「クリスマスプレゼント」として柔道衣をご購入されたことがあります。12月最後の稽古にサプライズプレゼントを受け取ったお子さんは、嬉しそうに「柔道を頑張る!」と言っていました。今回柔道衣を買ってもらったお子さんたちが、クリスマスプレゼントとしてとらえているかは分かりません。ただ、稽古後に柔道衣を丁寧にたたんでいる姿を見ていると、初めてマイ柔道衣を手にした喜びと感謝の気持ちをしっかりと持っているのが分かります。この「初心」を忘れずに、柔道を続けていってほしいです。
今回注文した柔道衣は、来年に完成予定でした。しかし、柔道衣業者さんが「お子さん達に何とか年内に柔道衣を届けたい」と最速で用意してくださいました。皆さんは、柔道界のサンタクロースです🎅本当にありがとうございました。
※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/n5d358ceabdff