おしらせ
2021-03-11 21:54:00
咲柔館コラム60 咲柔館3月の稽古目標~つながることの大切さ~
菜の花が咲き始め、やっと春らしい暖かさになってきましたね。芽吹きだした植物やきれいな花を見ていると心が明るくなります。
3月は2つの稽古目標を立てました(子どもクラス、大人クラス共通)。
①足技・大腰で安全に投げよう、投げられよう。
1、2月は「組まない稽古」を続けてきました。3月からは組む稽古を徐々に再開します。まずは、昨年練習した「足技」(大外刈・大内刈・出足払・支釣込足)と「大腰」の復習です。お子さんたちが技を覚えているか少し不安でした。しかし、単独練習で柔道の基本動作を反復し続けてきたかいもあり、すぐに思い出したようです。「投げる時は、相手を守るために引き手を引くんだよね。」と確認するお子さんもいました。
コロナ禍の影響で、稽古方法も常に変化を強いられますが、「この時期にやったことも必ず活きる」と信じ、焦らずに「今できるベストの稽古」を行っていきます。
安全に投げるための反復練習です(一般部)
②いつでも、どこでも、誰にでも、心をこめてあいさつをしよう。
咲柔館の皆さんは、挨拶がとてもさわやかです。稽古内の礼法を含め、お互いにしっかりと挨拶を行っています。ただ、これが道場内だけの習慣であったら意味がありません。挨拶は人と人とがつながる上でとても大切です。「いつでも、どこでも、誰にでも」相手の目を見て、笑顔で、明るく、挨拶をしてほしいと思います。
最近、お子さんたちは、お迎えのお母様方や、一般部の方に対して「こんばんは!」と大きな声で言えるようになってきました。元気な挨拶は相手だけはでなく、周りにいる人や自分自身も気持ちよくしてくれますね。挨拶の輪をどんどん広げていきましょう。
小学5年生のお子さんは、正座で朝の挨拶をしていました
組み合うこと、挨拶をすることで、人と人とのつながりを強く感じることができます。3月の稽古を通し、つながることの嬉しさや温かさを実感していきましょう。
※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/n12ca710d0c96