おしらせ

2021-07-08 11:59:00

咲柔館コラム89 ペルーの柔道キッズとこんにちは!~We are judo friends~

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 南米のペルー共和国には、日本人の先生が立ち上げた柔道場があります。福岡県ご出身の柔道家、浦田太先生が、2018年2月に開館した「共栄館」さんです。2017年に浦田先生は、柔道場開館への想いを次のように語られています。


 

 

 私が目指している道場は紀柔館のような、柔道以外にも勉強を教えたり、それ以外にも、人間として大切なことを教えられる「文武一道」型の道場を目指します。道場はリマに建てる予定なんですが、私はリマの子どもたちに日本語を教えたいんです。そのために昨年、日本語教師の資格を取りました。これが道場を建てる目処になりましたね。ほかにも読み書き計算、そろばん教育も取り入れたいと思っています。ペルーの子どもたちは日本への関心が結構あって、親御さんたちも日本語を教えて欲しいっていう人が多いんです。ペルーは発展途上な国のため貧富の差が大きく、マナーやモラルも全体的に高くありません。そこで、柔道と一緒にマナー教育などについても取り組みたいんです。柔道はもともと教育体系ですし、「柔道を習ったら良い子になる」というようなイメージを根付かせたいんです。こういったコンテンツは、ペルーで子育てしている人たちにもきっと需要があると思うんです。

 

 NPO法人judo3・0ホームページ (https://judo3.org/

 「これからペルーに自分の道場を建てます!ー柔道家、浦田太の挑戦ー」(2017年8月8日掲載)より 
https://judo3.org/blog/2017/08/08/perujudo1/





 私は浦田先生のご活動をYouTube(共栄館チャンネル)で知り、それ以来、ご連絡を取らせていただくようになりました。コロナ禍に負けず、道場を守るために新しい挑戦を続ける浦田先生から、いつも勇気をいただいております。

 先日、浦田先生から「共栄館と咲柔館でビデオレター交流をしませんか。」とご提案をいただき、早速1回目の動画をお送りしました。いつも咲柔館のお子さん達には、「日本で生まれた柔道は、世界中に広まっているんだよ。だから、柔道を通じて世界中の人たちと友だちになれるね。」と話しています。今回、このような交流の機会をいただき、とても嬉しいです。まずは、自己紹介(名前・年齢・好きな食べ物)と稽古風景の動画をお送りしました。動画の締めくくりにみんなで言った言葉は「We are judo friends. 」 国は違えども、私たちは同じ道を志す「柔道仲間」です。このビデオレター交流が、お子さん達の視野を世界へと広げるきっかけになってくれることを期待しています。

 

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ペルーから送られてきた動画を観ています

 

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共栄館の皆さんに「こんにちは!」

 



YouTube「共栄館チャンネル」
↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=GqiZ0gZVd_o&t=448s

 

 

 


 いつの日か、浦田先生、共栄館の皆さんと一緒に柔道ができる日を夢見ています。

 

 

 

 

※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/n95a43a7fd398