おしらせ
2021-09-01 10:38:00
咲柔館コラム97 柔道衣はともだち 【幼児×柔道】
写真のお子さんは、稽古が終わった後、リュックサックの中の柔道衣に何か話しかけています。耳をすましてよく聴いてみると…、
「おやすみなさい。」
と優しく語りかけていました。
こちらのお子さんは、柔道を始めてから今日でちょうど3ヶ月です。
大きな声であいさつができるようになった。
礼ができるようになった。
正座ができるようになった。
前転ができるようになった。
後受身ができるようになった。
大外刈ができるようになった。
古典の素読で5ページ読めるようになった。
この3ヶ月で、色々なことができるようになりました。一歩ずつ、ちょっとずつ、成長しています。
最初は、お母さんに連れられて何となく道場に来ていたのかもしれません。でも、今では道場に着くと、すぐにリュックサックから柔道衣を出し、楽しそうに着替えています。
柔道衣はともだち。そう思っているからこそ、一緒にがんばった柔道衣に「おやすみ」と言ったのでしょう。柔道衣に話しかけているお子さんを見て、とても心があたたかくなりました。
お子さんたちの「柔道が、好き、楽しい、面白い」という気持ちをこれからも大切にします。
※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/n064bd407c069