おしらせ
2021-10-07 12:07:00
咲柔館コラム109 まずやってみよう!~チャレンジは成長につながる~【子どもクラス】
柔道を始めたての頃はできないことだらけ。でも、稽古を続けていくうちに、自然とできることが増えていきます。例えば写真のお子さんは、この「クモ歩き」ができませんでした。というよりも、やる前から「できないよ~」と決めつけていました。でも、小学生たちに励まされながら続けているうちに、ある日突然できるようになったのです。できた時は、すごく嬉しかったなあ。
最近は、道場で「無理~」「できな~い」という言葉をあまり聞かなくなりました。できることが少しずつ増えていくにつれ、自信がついてきたのだと思います。「できるかわからないけど、まずやってみよう!」というチャレンジ精神がお子さんたちの心に芽生えてきたようです。
人は得意、不得意があって当然。ただ、不得意は自分の思い込みであったりもします。ちなみに、私が鉄棒の「逆上がり」をできるようになったのは、20歳の時です。それまでは「できない」と決めつけていました。しかし、ある日「なぜだか分からないけど、今日できる気がする」と思って、やってみたらできました。あの時は、すごく嬉しかったなあ。壁は自分の心が作っていたようです。
得意を伸ばすだけでなく、不得意にも挑戦してみると、面白いことが起こるかもしれません。できれば自信になるし、できなくてもやってみたことは経験になります。すべてが成長です。できる、できないという結果を気にせず、色々なことを面白がってやってみる冒険心を柔道場で育んでいきたいと思います。
※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/n071f9f1ab97e