おしらせ

2025-07-31 23:46:00

📝オーストラリアの柔道仲間

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咲柔館コラム306
オーストラリアの柔道仲間

 

 

 

 

 6月下旬から7月上旬にかけて、なんと、オーストラリアのお子さんたちが出稽古に来てくださいました。私は2回オーストラリアに行ったことがあり、素敵な思い出が沢山ある大好きな国です。また、最近は息子(3歳)と一緒に「ブルーイ」というオーストラリアのアニメを毎日観ているので、すごくオーストラリアに行きたくなっています。

 だから、オーストラリアから体験のお申し込みがあった時は、驚いたと同時にとても嬉しかったです。2人のお子さんたち(姉妹)は、日本に滞在されていた約3週間の中で、3回稽古に参加してくださり、咲柔館のお子さんたちとの交流を楽しみました。

 

 

 

 

 お2人が所属するオーストラリアの道場には、日本人の先生もいらっしゃるそうです。「オーストラリアではこうやって受身の練習をやるよ。」「私はこの技ができるよ。」と積極的に受身や技を見せてくれ、咲柔館のお子さん達、指導者共に、すごく勉強になりました。お2人ともすごく柔道が上手かったです。

 2回目の稽古後には、日本語・英語・仏語の3カ国語で読める柔道絵本『ミッチのあいことば』を私とお姉さんとで皆さんに読み聞かせ。私が日本語で読んだ後に、お姉さんが同じ文章を英語で読んでくれました。ネイティブスピーカーの英語に咲柔館のお子さんたちも興味津々。読む側、聴く側の双方にとって、すごく良い経験になったと思います。『ミッチのあいことば』は、日本での稽古の記念にプレゼントしました。オーストラリアでもこの絵本を沢山読んでくれると嬉しいです。

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大腰が得意な妹さん


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体落が得意なお姉さん


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『ミッチのあいことば』を日本語と英語で読み聞かせ

※ミッチのあいことば

https://www.bunbuichido.net/judo-illustratedbook/

 

 

 

 

 稽古最終日には、記念品として咲柔館とオーストラリアの所属道場名が刻印された木製キーホルダーをプレゼント。「住んでいる国、稽古をしている国は違えども、我々は柔道仲間」という思いを込め、なおこ先生に作ってもらいました(なおこ先生はこんなこともできるんです)。  

 咲柔館のお子さんたちには、「柔道は世界中に広まっているんだよ。」といつも話しています。今回の出稽古を通し、お子さんたちはそのことを実感できたと思います。また、「柔道をやっていると国を越えて友だちができる」という素敵な経験もできました。柔道の魅力をオーストラリアと日本の両国のお子さんたちが共に感じられた「自他共栄」の稽古。本当に楽しい時間でした。今後もこのような海外の方と交流する稽古も行っていきたいです。


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特製キーホルダー


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キーホルダーを作ってくださったなおこ先生と記念写真





 遠くから出稽古にお越しくださったお子さんたち、また咲柔館を出稽古先として選んでくださったお母様に心から感謝申し上げます。帰国後も、咲柔館で稽古したことを思い出してくれたら嬉しいです。本当にありがとうございました。またお会いする日を楽しみにしています。


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 追伸 息子はお土産の「ブルーイ」のフィギュアと絵本をすごく喜んでいました。ずっと大切にします。

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「柔道をやることで、人生はより豊かになる」
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」




※noteより転載
https://note.com/shojukan/n/n0f5ed3fdd778