おしらせ

2021-02-03 11:53:00

咲柔館コラム48 子どもがわくわくする「遊び」と「学び」を求めて

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 私は、稽古や学習のメニューを作るのが大好きです。その日来るお子さん達や中高部・一般部の塾生様たちが楽しめる、そして成長できるようなメニュー作成を心がけています。

 先日の子どもクラスでは、「かるた遊び」に「運動」と「素読」を融合させたメニュー「アニマル論語かるた」をやってみました。

※今回使用した「あしかが論語名句選かるた」は、日本で最も古い学校とされている栃木県の「史跡 足利学校」で購入しました。かるたで楽しく遊びながら『論語』の名句を覚えることができます。

 

 

 

〈やり方〉

①札の位置を覚える

道場一面に広がった取り札を見ながら、それぞれの位置を覚える。

 

②素読

先生が読み札を1枚読み、みんなで復唱。

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③動物歩きで札を探す、取る

先生の合図(拍手)に合わせて、動物歩き(クマ・ウマ・カエルなど)で読まれた札を探す。ただし、札を踏まないように注意。

 

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④取った札の枚数を数える

取り札が全てなくなったら、自分が取った合計枚数を数える。その後、自分が取った札の言葉を音読する。

 

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⑤片づけ

全員で札をきれいに片づける。札の向きをきちんと揃え、折れ曲がらないように注意。

 

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 今回は全ての札を読まず10分程度でやりましたが、お子さん達は「もっとやりたい!」と大興奮していました。やはり、頭と体を沢山使うゲームは、とても楽しいようです。

 

 

 

 子どもクラスの稽古や学習のメニューは、「子どもが意欲的に参加でき、みんなで楽しめる」という「遊び」の要素を大切にしています。そして、「どんな力が得られ、何を学べるのか」という「学び」の要素もしっかりと意識した上で作成しています。その日来るお子さん達の笑顔、お子さん達の10年後を想像しながら、メニューを考えるのは、とても楽しいです。今後も色々な先生方、道場、時には他競技からもヒントをいただきながらメニューの引き出しを増やし、より良い稽古、学習を行っていきます。

 

 

 

 

※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/nf7eb10acb886

 

 

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