おしらせ

2022-03-22 15:03:00

本日「臨時休館」のお知らせ

臨時休館のお知らせ

 



本日、「電力需給ひっ迫警報」が発令されており、稽古中に急な停電が起こるおそれがあるため、「臨時休館」とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力の程宜しくお願いいたします。

みんなで協力して、この状況を乗り切りましょう。運転や移動の際には、雪にお気をつけください。それでは、次回の稽古でお待ちしております


文武一道塾 咲柔館
綾川 浩史

 

 

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何も咲かない寒い日は

下へ下へと根を伸ばせ

やがて大きな花が咲く

 

2022-03-18 17:45:00

コラム「35年ぶりに締めた黒帯」(大人クラス)

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咲柔館コラム145
35年ぶりに締めた黒帯

 

 

 

 

 咲柔館大人クラスには、数十年ぶりに柔道を再開された方もいらっしゃいます。昨年11月に入塾された塾生様のブランクは、35年。中学時代に初段を取得されて以降、1度も柔道衣を着たことがなかったそうです。運動不足を解消し、筋力を維持するために入塾されました。

 

 

 

 

 「柔道を再開したものの、自分は黒帯を締めてよいのだろうか…。」ブランクが長い分、このような葛藤があったそうです。そこで、まずは講道館に問い合わせ、どこにあるか分からなくなってしまった初段の証書を再発行してもらうことから始められました。稽古は、受身や基礎体力作りから再スタートです。黒帯にふさわしい受身、技を再び身につけるため、週に1、2回程度こつこつと稽古に励まれてきました。

 今年の2月に入り、ついに黒帯をご注文。そしてつい先日、待望の黒帯が完成しました。「やっぱり気持ちが変わりますねえ。」35年ぶりに黒帯を締められた塾生様の笑顔は、まるで初段に受かった中学生の頃に戻ったようでした。

 

 

 

 

 咲柔館は、ブランクがある方、初心者の方向けの柔道教室です。「柔道を基礎から学びたい」「柔道で心身ともに健康になりたい」という方たちが稽古に励んでいます。みなさんも「生涯柔道」を楽しみませんか。これからも咲柔館は「何十年も柔道をやっていない」「柔道を始めたいが、一歩目を踏み出せない」という方たちの挑戦をサポートし続けます。


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「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館





※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/n0a040121278d



2022-03-15 08:03:00

コラム「『忍者遊び』に参加してきました」

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咲柔館コラム144
「忍者遊び」に参加してきました

 

 

 

 

 2月27日(日)、栃木市で開催された外遊びイベント「蔵の街忍者現る!?」のお手伝いに行ってきました。このイベントはNPO法人栃木おやこ劇場様が15年以上続けている人気企画です。今回は、約40人のお子さんたちが参加しました。ちなみに、私は街に出るのに必要な通行手形を確認する門番役です。

 

 

 

 

 子どもたちは忍者に変身し、大人忍者から習った忍法を使って任務を遂行します。何枚かの写真をヒントに指定されたお店を探し、チーム毎に疫病退散のお札を貼ってくることが子どもたちに課せられた任務です。蔵の街には、影忍という敵もいます。影忍が近づいてきた時は、忍法で「木」や「ポスト」や「犬」などに変化して隠れます。中には影忍が怖すぎて泣いてしまうお子さんもいましたが、無事に全チームが任務を完了させることができました。

 最後は、広場を舞台にチャンバラごっこです。新聞紙で作った刀を武器に、子ども忍者対大人忍者で真剣勝負をしました。斬って(当てて)よいのは、相手のすねのみです。斬られた人はその場で座り、仲間がタッチしたら復活。相手の大将が腰に下げている旗をとるか、相手全員を座らせれば勝ちです。

 大人忍者たちは、「大人げなく戦うぞ~!」「おお~!!」と気合を入れて臨みました。しかし、子ども忍者の素早さには勝てず、何よりその可愛いらしさにはついついやられたくなってしまい、結果は完敗。力を合わせて大人に勝った子どもたちは、とても嬉しそうでした。

 

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 現在の社会状況は、人と人、人とまちとが「つながり」を感じにくくなっています。今回の忍者遊びは、そのつながりを感じられる素晴らしいイベントでした。長年地域の方々に愛されているのもよく分かります。

 

 

【この活動を通しての思い】※主催者様のイベント紹介文です

 

 この遊びで私たちがやりたいことは、まち・商店街で遊ぶことで、子どもも大人も、自分たちの暮らしている地域をより身近に感じるということです。

 いつもは買い物に来たり、通るだけだったりと、それほど意識していなかった商店街が、この遊びをした後にはまるで違った想いを感じる街並みに変わっていく。何気ない、いつもの商店街に、いつもと違った空気が流れている。忍者修行の中で、電信柱や郵便ポスが敵からとっさに身を隠すものになり、お店の方が自分たちの道場主様であったりする…いっぱいドキドキしたり、ワクワクしたり、まちのなかで心が動き、まちにはたくさんの思いを残していきたいと考えています。そのことで、まちの人たちの顔が見えてきたり、まちが好きになったり、また行きたくなったり…。

 私たちは、この活動を「もうひとつの地図作り」とも言っています。自分たちの思いがまちにたくさん残っていく、すると、ただの白黒の地図ではない、自分たちのだけの彩りがあふれる地図が子どもたちの心に創られていくと思うのです。しかも、その地図作りを、地域の大人も一緒になって子どもと楽しみながら創っていくことは、この地域の人と人、人とまち・地域をつなげていくことになるのではないでしょうか。今回の企画を通して、まちが豊かになっていくことにすこしでも力になれたらと思っています。

 

 

 

 


 遊びながら地域のことを知り、色々な人とつながる。今回参加したお子さんたちは、様々なつながりを肌で感じられたのではないでしょうか。私も今回の経験を通し、自分の住む街がもっと好きになりました。今後も地域のイベントにできる限り参加しようと思います。そして、いつか咲柔館でも、地域の方々とつながれるようなイベントを開催したいです。


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咲柔館のお子さんも何人か参加しました




※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/n116bad22252d



 

2022-03-14 18:42:00

子どもクラス「春休み柔道体験」🌸 3月25日(金)より

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子どもクラス
春休み柔道体験のお知らせ



お子様の春休み期間中に柔道体験をしてみませんか。

1時間程度で柔道の魅力を感じられる楽しいプログラムです。


うちの子

体力ありあまっていて…
落ちつきがなくて…
自信がなくて…
人と接するのが苦手で…

というお子様にこそ、柔道はおすすめです!
柔道で楽しく心と体を鍛えてみませんか。
ぜひこの機会に柔道を体験してみてください。

 

 

 

【対象】
4才~12才(次年度小6)



【実施日】

3月

25日(金)・27日(日)・29日(火)・30日(水)


4月
1日(金)・3日(日)・5日(火)・6日(水)

 



【時間】(1時間)
①10時~11時 / ②13時~14時



【内容】

柔道の礼をしてみよう
柔道遊びを楽しもう
受身で身を守ろう
柔道の技で投げてみよう など
 


【料金】

 無料



【持ち物】

運動しやすい服装・飲み物・タオル・マスク
※柔道衣は着用しませんが、ご希望の方にはレンタル(550円・税込)もございます。
※新型コロナウイルス感染拡大防止策を行った上で体験を行います。マスクの着用・手指消毒等にご協力をお願いいたします。




【お申し込み】
ご希望日の前日18時までにお申し込みください。



①ホームページ「体験・見学予約」
より


https://shojukan.com/contact

 


②お電話

070-4330-5718

(火~土/9時~18時)




なお、通常の稽古も見学・体験を受け付けております。
「普段の稽古を見てみたい、体験してみたい」という方は、通常稽古にご参加ください。




【稽古実施曜日・時間】

火~金曜日
16時30分~18時30分

土曜日
9時30分~12時30分

 

 



「春休み柔道体験」
「通常稽古」ともにお気軽にご参加ください😊

 

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2022-03-08 17:40:00

コラム「柔道家が増えることで、社会がより良くなる」

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咲柔館コラム143
柔道家が増えることで、社会がより良くなる

 

 

 

 

 「お茶はなあ、作法の正確さでもない。仕事の成功の道具でもない。相手のことを思う気持ちや。それだけのもんや。」

 NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で、厳しい稽古に嫌気がさしたわがままな女優に対して、茶道の先生が言った言葉です(第85回・3月2日放送)。私はこの言葉を聞いた時に、嘉納師範の直弟子であり、世界で唯一の女性十段であった福田敬子先生の言葉を思い出しました。

 

 

 

 

 「大外刈りや膝車が柔道ではない。よい人間になるのが、柔道だ。」

 福田先生は、よく門下生に向けてこうおっしゃっていたそうです。柔道で大切なのは、稽古を通して「よい人間」になること。福田先生の言葉は、「柔道の本質」をわかりやすく教えてくれます。

 

 

 

 

 「柔道家が増えることで、社会がより良くなる」。それが私の願いです。つよく、やさしい柔道家が、柔道で学んだことをそれぞれの学校や職場や家庭で生かす。そうすれば、みんなが笑顔になれるより良い社会が作れると思います。

 お互いに礼をする、組み合って稽古をする。柔道は、常に相手とつながることで「人のことを思う気持ち」を育むことができる武道です。これからも福田先生の言葉を胸に抱き、相手の心を想像できるすてきな柔道家を増やしていきます。


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※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/n2446a7a378ae


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