おしらせ
2021-09-28 21:24:00
咲柔館コラム103 柔道をやっていて良かった!~とっさに出た前受身~【子どもクラス】
「先生、この肘見てよ。」
水色帯(10級)に昇級したばかりのお子さんが、嬉しそうに擦りむけた肘を見せてくれました。
「この前、遊んでいて転んだんだ。でも、気づいたら前受身をとっていたんだよ。肘は擦りむいたけど、顔を打ったり、腕の骨折とかはなかったんだ。柔道をやっていて本当に良かった!」
そう言って柔道衣に着替え、この日も楽しそうに柔道をしていました。
実は約2ヶ月前の昇級試験では、うまくできなかった受身が何種類かありました。1度は昇級試験に落ち、ちょっとだけ落ち込んでいたようです。でも、彼は「水色帯になりたい!水色帯をお母さん、家族に見せたい!」という一心で練習を続けました。そして、自ら再試験を志願し、見事合格したのです。この時、受身の練習を重ねた経験が、今回の怪我防止に繫がったのかもしれません。水色帯になれ、怪我も防止でき、一石二鳥でしたね。
もちろん、受身は万能ではありません。受身ができても怪我をする時はします。ただ、柔道場内だけでなく、日常生活内における大怪我のリスクは減るはずです。これからも受身の練習をしっかりと続け、より安全性を高めていきたいと思います。
※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/nff9ed59f2ed0
2021-09-25 22:22:00
咲柔館コラム102 咲柔館の課外授業~日本文化を学ぼう~【子どもクラス】
今日は、課外授業として咲柔館のすぐ近くにある「空禅(くうぜん)」さんというお店に行ってきました。空禅さんは、日本の伝統文化である畳の縁(へり)を使った素敵なバッグや小物を作っています。代表の小野さんは畳や和柄についてとても詳しく、子ども達に日本の伝統文化について教えてくださいました。畳の縁に刺繍されている和柄は、人気再沸騰中の「鬼滅の刃」にも出てきており、今後空禅さんの商品にも注目が集まりそうです。
【小野さんが教えてくれた鬼滅豆知識】
竈門 炭治郎→市松文様
柄がずっと続くことから、「永遠」「繁栄」を表す。東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムにも採用。
竈門 禰豆子→麻の葉模様
麻の葉には魔除けの力があるとされており、産着や子どもの着物にも使われていた。
空禅さんに伺った目的は、「日本文化理解」だけではありません。道場で身につけた礼儀作法を、道場外で活かすことも大きな目的でした。元気に挨拶をする、靴を揃える、話を目で聴く、お礼を言うなど、道場での習慣は、外でできてこそ意味があります。普段からこのことを伝えているので、100点とは言えないまでも、初めてお会いした方に対し、礼儀正しい行動をとれていたと思います。
道場外の学びもすごく楽しかったです。本日行けなかったお子さんたちも連れ、また課外授業に出かけたいと思います。
咲柔館から徒歩1分の所に素晴らしいお店があり、本当に感謝しております。同じ「日本文化の継承」という目的に向かい、今後も一緒に頑張っていきたいです。小野さん、貴重な機会をくださり、本当にありがとうございました。皆さんも栃木市、咲柔館にお越しの際は、ぜひ空禅さんに行ってみて下さい。
【空禅~ku-zen~】
住所: 栃木市富士見町1-17
営業時間:10時~18時
定休日:不定休
※転載元の「note」には、空禅さんの商品を掲載しています。ぜひご覧になってください。
↓↓↓
2021-09-24 22:11:00
咲柔館コラム101 大人の塾生様からのリクエスト【大人×柔道】
「今日の稽古でリクエストがあるのですが…。」
1日の仕事を終え、道場に来て下さった塾生様が稽古前にこうおっしゃいました。私はオリンピックで出た技などをやったみたいのかと思ったのですが、その内容は全く違うものでした。
「稽古後に嘉納師範遺訓の唱和をお願いします。」
【嘉納師範遺訓】
柔道は心身の力を最も有効に使用する道である
その修行は 攻撃防禦の練習に由って身體精神を鍛錬修養し
斯道の神髄を體得する事である
さうして是に由って己を完成し世を補益するが
柔道修行の究竟の目的である
嘉納師範遺訓を唱和し、とても清々しい気持ちになりました。
文武一道塾 咲柔館では、「精力善用・自他共栄とは?」といった嘉納師範の思想を学ぶ機会も設けています。柔道の魅力は、技だけでなく、その精神や哲学にもあります。大人の方の中には嘉納師範の言葉に感銘を受ける方も多いです。これらの言葉は、子どもだけでなく大人にとっても心の支えになります。ぜひ、皆さんも本や講道館ホームページを通し、嘉納師範の言葉に触れてみて下さい。今の世を生きるヒントが、そこにあるかもしれません。
※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/n41aa4b4006d1
2021-09-24 17:42:00
10月カレンダー(稽古予定)🎃
いつも咲柔館ホームページをご覧になって下さりありがとうございます。
10月カレンダーを掲載いたします。
より画像が鮮明な「PDFファイル」版はこちらです。
↓
カレンダー 2021 10月 .pdf (0.23MB)
10月も楽しく柔道をしていきましょう!
柔道にご興味がある方は、お気軽にお越し下さい。
見学・体験のお申し込みはこちらからお願いします。
↓
https://shojukan.com/contact
2021-09-23 19:50:00
咲柔館コラム100 初心~咲柔館コラムを書き続ける理由~
咲柔館コラムを書き始めて1年と1ヶ月、ついに100回目になりました。このコラムは「note」というメディアプラットフォームに投稿しており、現在までの総閲覧数は約1万5千回です。1つのコラムにつき平均150人の方が読んでくださった計算になります(咲柔館ホームページ・Facebook・Twitterにも同じ内容を投稿しており、もっと多くの方に読んでいただいていると思います)。ここまで続けられたのは、コラムを読んでくださる方、温かいコメントをくださる方、いいねを押してくださる方、そんな皆さんのお陰です。本当にありがとうございます。
※綾川 浩史 Facebook
↓↓↓
https://www.facebook.com/hiroshi.ichiro.kousei
※咲柔館 Twitter
↓↓↓
https://twitter.com/shojukantochigi
このコラムを書き始めたのには、あるきっかけがあります。それは、2019年の4月から1年間勤めていた文武一道塾 志道館でとてもお世話になったある方のアドバイスです。2020年の6月末に道場を開館したものの、約2ヶ月間ほとんどお問い合わせはなく、悶々としていました。そこで、その方にご相談した所、「まずはブログを100記事書いてみては。」とアドバイスをいただきました。
その方のアドバイスは、咲柔館コラムの「初心」です。その内容の一部をご紹介します。※原文そのものではありません。
「とにかく、やり続けること。変化を起こすにはこれしかない。Twitterなら3ヶ月、ブログなら100記事になるまで手を動かし続ける。結果が出る前にやめてしまったら意味がない。やり続けて変化がいま一つだったら、ツールを変えてまた尽力すればよい。」
「立ち上げ時期、コロナ禍で思うようにいかない悩みがあるからこそ、書くべき。辛いからこそ、未来を明るく見て書く。こういう辛い時に柔道家としてどうあるべきか、そこを言葉で伝えることが、今できること。」
「今の咲柔館さんのホームページからは、道場を立ち上げた想い、綾川さんの考えが読み取れずとても勿体ない。ホームページに綾川さんの想いが溢れていなければ、また見に行こう、読みに行こう、とは思ってもらえない。綾川さんが志道館 館長のブログを読んで人生が変わったように、綾川さんのブログを読んで人生が変わる人が必ずいる。それを信じてやるべき。」
「コラムを書くことは柔道の稽古と同じ。最初はうまくできなくても形になるまで愚直に繰り返す。やればうまくなるし、なにか必ず気づきがある。改善方法も見つかるはず。」
アドバイスをいただいた翌日に、ドキドキしながら「夢」と題した咲柔館コラムを初投稿しました。そして、その10日後…、なんと「2年以上、大人の初心者が習える柔道場を探し続けていました」という社会人の方からお問い合わせをいただいたのです。辛い想いをしていた分、感激もひとしおでした。その塾生様は、今も道場に通い続けてくださっており、生涯柔道を楽しまれています。他にもこのコラムを通じた出会いは数えきれません。コラムを始めて本当に良かったです。
アドバイスをくださった方が、「書くべし、書くべし、書くべし!」と発破を掛けてくださったお陰で、100回目に到達することができました。その方に心から感謝しています。ただ、ここは「ゴール」ではなく、「通過点」です。柔道、道場の魅力を多くの方に伝えるために、咲柔館コラムをこれからも書き続けます。これからも、この「咲柔館の成長記録」を温かく見守っていただければ幸いです。
☆文武一道塾 咲柔館が開館する際に、道場を施工して下さったランクアップ平野屋様を通し、井上康生先生のサイン色紙をいただきました。「初心」と書かれたこのサインは、道場の宝物です。改めまして、井上先生、平野社長に御礼申し上げます。ありがとうございました。
※「note」より転載
https://note.com/shojukan/n/n64c900d10f60